鎌倉の名刹、建長寺の龍王殿方丈にて
テルミン奏者大西ようこさんのユニット
Prhymxによる演奏会を聴いてきました。
開演前には般若心経を皆さんで唱えます。
前半は、芥川龍之介原作の「アグニの神」を
朗読劇のように仕上げた楽曲「アグニの神」。
朗読の方の演じ分けや楽器以外の(声など)による効果音で
聴衆を作品の世界へ引き込む
素晴らしい演奏でした。
後半はPrhymxのコンサート。
この日のために作曲、初演された
抒情組曲 日本の小径《古道探訪集》op55より『二つの風舞』には
なんと、舞踏家の大野慶人さんの舞踏が!!
ほんの1m先、手を伸ばせば触れられそうなところで
魂が震えるような「舞踏」を拝見することができたことは
ほんとうに貴重な体験でした。
お知り合いの結婚48年目記念のために
エルガーの「愛の挨拶」に大西ようこさんが作詞された
「48年目の愛の挨拶」や信時潔さんの「茉莉花」など
他にも素敵な作品を聴くことができました。
先日はお暑い中、ご来場ありがとうございました!
慶人先生の舞踏は直前に決まったんです。
わたしも、よい経験をさせていただきました^^
ようこさま
コメントありがとうございます。
先日はまた、素晴らしい演奏会を聴かせていただきました。
お疲れはいかがですか?
大野一雄先生が亡くなる直前の車椅子での舞踏の映像を一度拝見したことがあります。
そのときも心臓を鷲摑みにされたような感じがしましたが、ほんとうに今回このような神聖な場所で音楽と舞踏の(思考と反射のかな、うまく言い表せませんが)素晴らしい化学反応を拝見することができたことは、凄まじい衝撃でした。
ぜひ再演をしていただければと切に願います。