スポーツ連携記念懇談会

この度、江戸川区がパラスポーツの分野において
オランダと連携することが決まったそうで
その記念懇談会で演奏させていただきました。

今回は、日本とオランダの国花にちなんだ曲をということで、
日本の「さくらさくら」のほか
「Tulipen uit Amsterdam (アムステルダム産のチューリップを)」という曲を
直前でプログラムに組みました。

国際親善の場ということで、できれば和装でとリクエストがあり
成人式の振袖を何年か振りに着ました。

裾と肩に桜の意匠が染めてあります。


帯は華やかに結んでいただきました。

成人式を前に、呉服屋さんへ行った時のこと。
普段から和服を着る機会が比較的多くある家庭でしたので
「齢を重ねても袖を詰めて着られるデザインがいい
ピンクで桜の柄がいい」と探していたのですが
孫娘には真っ赤な大振袖を着せたかった祖母は大反対。
それでもこの着物がいいと我を張った19歳の自分に喝采を送りたい。
まさかこんな形で振袖として再び陽の目を見るとは露ほど思っていなかったものね。

演奏後、臨席されていたオランダからのご来賓の
アスリートの女性が駆け寄ってくださって
「あなたの演奏は金メダルに値する。
でも残念ながら私は今、金メダルを持っていないし、
アムステルダム産のチューリップも持っていない。
だからこれを金メダルの代わりに差し上げます。」と
英語で話しかけながら、木靴のブローチを下さいました。
どれだけ嬉しいことか!

オランダ支社の社員さんにオランダ民謡のリサーチをしてくれた友人、
いつも短時間でヘアスタイルとメークを仕上げてくださるOさん
絶対に着崩れないのに、演奏に集中できるよう着物を着付けてくださったS先生
ご指名くださった、区長さんはじめ区役所の皆様に
心からの感謝を申し上げます。

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