佐秀楽譜研究会6

私の所属している「日本ハーモニカ芸術協会」では
年に何回か会員向けの講習会を開いています。
今日は「日本ハーモニカ芸術協会」の初代主宰でいらした
故・佐藤秀廊先生のアレンジ楽譜の研究会があったので
初めて参加してまいりました。
佐藤秀廊先生は複音ハーモニカの特長のひとつである
「日本的奏法」を確立・完成させ、そのための楽曲を多く作編曲し
ハーモニカ普及の黄金期を築いた巨匠です。
その、佐藤先生の楽譜をしっかりと再研究・再評価しようという
現会長の甲賀一宏先生による研究会も今回で6回目を迎えます。
今回は「『城ヶ島の雨』による幻想曲」

甲賀先生は音楽大学時代にこの「城ヶ島の雨」を歌っていらした
故・奥田良三先生に声楽を習っていらしたそうで、
元曲「城ヶ島の雨」の成り立ちや音楽性の研究、
出版されている楽譜の不備(印刷ミス)指摘など
さらに発見することが多く、大変有意義な講義でした。
佐藤秀廊先生大好きっ子の私ですが
改めて佐藤先生の偉大さに詠嘆しました。
終了後の懇親会でも、甲賀先生の音楽談義を聴くことができ
面白く勉強することができました。
講義はDVDにもなっているそうで。
バックナンバー揃えるかな・・・。

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