30年前に佐藤秀廊先生の直弟子でいらした、という方が
新しくお教室に参加してくださいました。
お持ちの楽譜は佐藤先生の直筆(ガリ版印刷)
楽器はすべて、とっくに廃盤になってしまったサトーソロ
楽器ケースは佐藤先生がお使いになっていたのを譲り受けたもの
今となっては文化財級に貴重なものばかりです。
拝見してて目眩がしたほど…。
吹き方も佐藤先生によく似ていらっしゃる。
背中を丸めて体を前後に揺らすところや、片手は伸ばして添えるところ。
節回しも佐藤先生の歌い方で…。
ひとしきり佐藤先生のお話をしていたら
「分かってくださって嬉しい。寺澤先生にしてよかった。」
とおっしゃってくださいました。
私はただ、懐かしい話が出来たことが嬉しいのと、
貴重な楽譜たちを間近で拝見できたことが幸せ過ぎて
はしゃいでいただけですけれど。
佐藤先生の奥様がご存命でいらしたら
どんなにか喜ばれたことでしょうと
ちらっと思ったりして・・・。
帰り際、なんとなんと!
その貴重な楽譜ノートを貸し出してくださいました。
誇張ではなく、持つ手が震える。。。
11月の演奏会に向けて、素晴らしい援軍がやって来たようです。
しっかり勉強させていただきます。
Aさんありがとうございます!
佐藤先生、お父さんありがとう(^-^)