ちょっと台湾へお墓詣りに行ってまいりました。
佐藤秀廊先生はご健在の頃
日本の冬は寒いからと、
台湾の高雄市に避寒のために
滞在なさっていたことがあります。
長いことその習慣は続き、何度か台湾で演奏会も開かれました。
そのご縁で佐藤先生は、あちらの名士のお嬢さんのLさんが
日本の大学に留学なさる際の後見人をつとめていらっしゃいました。
Lさんも佐藤先生ご夫妻を日本の両親と慕って、
いつも気にかけてらっしゃいました。
そんなLさんと初めて出会ったのは、私が3歳の時!
以来、家族ぐるみでお付き合いが続き、
出来たばかりのディズニーランドへ行ったり、
お正月に着物を着たりお花見をしたり、
彼女のご両親が来日した際には一緒に旅行へ行ったり、
私の両親にとっても妹のような存在でした。
佐藤先生がお亡くなりになった時も
父が遺体になって帰ってきた日も
仕事を休み会いに来てくれたものです。
昨年暮れに彼女のお父様が亡くなり
お母様が憔悴のあまり具合を悪くされたと聞いていたのですが、やっと訪台が叶いました。
お墓詣りも済み、何年かぶりにお母様にもお会いできて
幸せなひととき。
ありがとうございました。