歌舞伎鑑賞教室

国立劇場の歌舞伎鑑賞教室へ行ってきました。

夏休みのイベントとしてなのか、
中・高校生が一階席を占めていたので、二階席から。

第1部として、亀蔵丈による25分間の丁寧な解説がありました。
歌舞伎鑑賞歴は20年近くですが、
大道具も何も乗っていない歌舞伎の舞台を見たのは初めて。
黒御簾も外して見せてくれ、義太夫や付け打ちさんなどの役割も
しっかり説明されていて、なおかつ上下袖には義太夫用の字幕まで。
休憩をはさんだ第2部の演目は吉右衛門丈監修の「一條大蔵譚」、
大蔵卿を菊之助丈、常盤御前を梅枝丈など、次代の菊五郎劇団のメンバーで。

子供のような純真な気持ちで演じるのが大蔵卿、と
吉右衛門丈から教わったという菊之助丈。
これが本当にあの菊之助かと思うほど、愛嬌にあふれ
変わり身の落差の大きかったこと。

楽しかったからまた来年も行こうと思います。

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