神楽坂 アコーディオンの夕べ

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日本の複音ハーモニカ製造の老舗、トンボ楽器さんは
アコーディオンの製造会社さんでもあります。
そして、現社長の真野照久さんと、お父上である会長の真野泰久さんは
アコーディオンの名手です。
お父上の泰久さんのミュゼットは本当にしゃれていて、
ご子息照久さんの演奏はプロも顔負けなほど表も裏も弾き分けます。
そのお二人が、Last Tangoのアコーディオニスト田ノ岡三郎さんと
同じステージに出演なさるというので聴きに伺いました。

開演前には真野泰久会長と照久さんによるアコーディオン講座、
そして父子共演の素晴らしい演奏で幕を開け、
アコーディオンのイメージであるシャンソンを
歌手の米田さんとアコーディオンの松本さんで、
2部は田ノ岡さんのオンステージで「群衆」「さくらんぼの実る頃」
「80分間島内一周」というオリジナル曲など、
最後のアンコールは4人のアコーディオニストによる
ピアソラLibertangoで迫力かつ華やかに終演しました。

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田ノ岡さんのお話から心に残ったことを
「いまはレパートリー3000曲くらいありますけど、僕にもレパートリーがたった1曲だけの時がありました。それでも、ちゃんと歌いこめば人の心十分届くんですよ。」

まさしくその通りですよね。
だから、レパートリーが少ないとお悩みの生徒さんたちも、その1曲~数曲を歌いこんで磨き上げていってほしいと思います。

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