ピアソラ~永遠のリベルタンゴ~

数か月前から仲間内で話題に上っていた映画
『ピアソラ~永遠のリベルタンゴ~』@文化村ル・シネマ
を観に行ってきました。

公開初日の最初の回は監督の舞台挨拶もあるし
満席なのはわかっていたので、それさえ避ければいいかと
のんびりしていったら、その次の回も満席で入れず。。。

いったん仕切り直して再突撃。

アストルピアソラの長男が指揮を執った映画
ということで、音楽家というよりも
息子から見た父親像の側面が多く。
弾いている時のピアソラは鬼か般若かという形相だけれど
父親のピアソラは、ちょっとMr.ビーンっぽかった。
でも、身内が作ると私情を挟むから、客観性や平等性が薄まってしまう。
特に確執があった場合とか「自分は親に愛されていたのだろうか?」と
疑問を持っている子供の場合は。。。
この映画から感じたのは長男の
「僕は愛されたかった」という叫び。あと後悔。
死んでから懺悔したって仕方ないのに。
(全くの私見です)

なんだか1回観ただけじゃ全然理解できなかったから
やっているうちに再訪決定。
その前にこの本を読んで勉強してからだな。

ひとつだけわかったのは、彼(ピアソラ)は戦っていたのだけど
戦いたくて戦っていたわけではなくて
純粋に音楽が好きで、やっぱりタンゴが好きだっただけ。

いい音楽を作ったね。

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