BALLMONデュオリサイタル VOL.1

先月に引き続き、なんだか華やかな夏です。

今日は東京フィルハーモニーオーケストラ首席ヴァイオリニストの戸上眞里さんと
首席チェリストの渡邉辰紀さんによるDUOリサイタルを聴きに、
友人でもあり一番の共演者でもあるチェリストの慎子さんと
東京オペラシティの近江楽堂へ行ってまいりました。

渡邉さんは実はなぜか、仕事柄不規則かつルートもバラバラな通勤電車で
たまにお見かけすることがあるのです。
(あちらはチェロを持っていらっしゃるので目立つのね)
慎子さんにお話ししたら「その人知ってる。先輩だよ」ということになって
今回のお知らせをいただきました。
不思議な、でも嬉しいご縁ですね。
いや~♡
渋い外見のみならず、正確で繊細なその響きに
うっとりしてしまいました。

演奏曲目は
モーツァルト:「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」の主題による12の変奏曲
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ作品7
〜int〜
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
ストラヴィンスキー:イタリア組曲

モーツァルトは俗にいう「キラキラ星変奏曲」、
ストラヴィンスキーはバレエ音楽「プルチネッラ」のリダクション版です。
聴いているだけで頭が痛くなりそうなくらい
超絶技巧のコダーイとストラヴィンスキーは、さすがのお二人。
圧巻の演奏。
プログラムノートもとても凝っていて
「虚匠」渡邉辰紀さんの文才鮮やかに、大変楽しい文章でした。

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