毎年恒例になりつつある、南青山マンダラでの
細田真子PLAYS BLEUを12月2日に。
昨年の様子はこちら

私の音楽学校時代の恩師で、
真子さんとのご縁を作ってくださった作曲家・平野先生の作品を、
自他共に一番の平野作品弾きを認めるピアニスト・細田真子さんが弾くという
私にはかけがえのないユニットです。

今年、新作CDをリリースされたBLEU。
前半は過去のBLEU作品と、クラシック作品から何曲か。
後半は新作CDの全曲を、MCを挟まず演奏するという、
演奏者には過酷なプログラム。
ちなみに昨年、平野先生は
「一枚通して聴くと手首切りたくなるで」と言っていた。。。

甘美でメランコリックで、
美しい響きの中に「平野節」という毒をちらほらと覗かせた作品は
ヌーベルバーグや王家衛の映画作品のシーンが
頭の中に浮かんでくるような音の連続でした。

手首切りたくはならなかったですよ、先生。