お伊勢参り

せっかく伊勢に行けたので、もちろんお伊勢参り。
木下さんに車で連れて行っていただきました。

外宮から

猿田彦神社にある芸能の神様、佐瑠女(さるめ)神社へお参り

内宮へ

五十鈴川を渡り

振り返ると山に夕日がかかる頃

境内の小川は澄んで

社務所の上には夏の名残りの雲

荘厳な雰囲気のなか天照大御神にお参りをして

念願の赤福氷!美味しかった!!!

歌舞伎座の思い出

5月の團菊祭を観に行った際、
たまたまエッセイの募集記事を見て応募してみたところ
掲載していただけました。


字数制限があったため、必死に縮めましたが
改行ができないくらいのボリューム。。。
もっと推敲すべきだったかな。

今月の歌舞伎座納涼歌舞伎の筋書に載っています。

エッセイとはいえ、筋書に名前が載るなんて!
嬉しい!!

うちは仏教徒ではありませんが
祖母の新盆のプレゼント、かな?

江戸川区花火大会2018

今年も恒例の江戸川区花火大会へ行ってきました。

毎年恒例、江戸川区の花火大会へ来ました。
今年も協賛者席からゆっくり見物。
地元の老舗煙火店「鍵屋」さんは、ご当主が女性なので、
毎回、可愛くて面白い、女性らしい花火があがります。
掛け声はもちろん「かぎや〜!」

夢二繚乱

チケットをいただいたので、移動の途中で行ってきました。
東京駅の丸の内北口にある東京ステーションギャラリー

竹久夢二の作品を多く世に出している、龍星社という出版社が
千代田区にあるということでの東京駅。

竹久夢二といえば、大正浪漫の美人画の作者として
言わずもがなの画家ですが、私たちの感覚では
「宵待草」の作詞者としても有名です。

尊敬する故・佐藤秀廊先生は、今村紫紅の下で画を学び
佐藤日梵という名前で、関東大震災で被災、負傷するまで
画家活動をされていたのもあり、夢二と親交がありました。
佐秀楽譜の理解を深めていくためにも、
夢二の遺した作品から、当時の風俗や時代背景、
海外からの影響などを垣間見られたことは
大変、勉強になりました。

特に、セノオ楽譜から出版された楽譜の表紙を
数多く手がけており、またその画風が様々で
ああ、この人は蝶々夫人をこう捉えていたのだ、とか
小夜曲のイメージはこうだったのかと、発見がありました。
ゲーテの「ファウスト」の中の「蚤の歌」では
レタリングに夢中になるあまり「蚤」が「蚕」っぽくなってしまって
後から鉛筆で修正されている、なんてことがあり、それもまた一興。

夢二の言葉、備忘録として。

「うら若き青年の心に沁み入るものは『完成したる芸術』ではない。
たとひ破れていても悲むでゐようとも美のきれぎれであれば好い』」

「(子どもの本は親が節をつけて歌ったりする必要はない)
子供自身に読ませて歌から得た感情からリズムをつかめれば
リズムを呼起して自分の曲譜を創(はじめ)る生まれながらの音楽家」

「愛し愛さるは悲惨なり、愛しえざるは更に悲惨なり」
(女性にモテた夢二だからでしょうかね)

ステーションギャラリーの内部はこんな感じ。
ちょっと大正っぽくていい雰囲気。


東京駅ができた当時の壁も見ることができます。

歌舞伎座團菊祭

今年は十二世市川團十郎の五年祭として
昼の部は「雷神不動北山櫻」の海老蔵五役
夜の部は「弁天娘女男白浪」菊五郎の弁天小僧が
話題になっていますが、夜の部へ行ってまいりました。

十二代團十郎が十二世團十郎になって
もう5年も経つのか、まだ5年なのか
なんといっていいのやらわかりませんが
あの時は勘三郎、三津五郎と立て続けに亡くなって
この先どうなってしまうのだろうと
ただの見物人の私達ですら思ったものです。
幼い頃から兄弟のようにお育ちになった
当代の菊五郎丈は余りあるご心痛だっただろうとお察しします。

そんな中、歌舞伎界が一丸となってこの5年を渡りきったことを
この團菊祭は教えてくれたように思います。

「弁天娘女男白浪」では菊五郎、左團次と
團十郎の盟友であったお二人がそれぞれ
弁天小僧、南郷力丸を演じ、
またこのお二人が当意即妙、息が合ったなんてものじゃないくらいの
絶妙なやりとりを重ねていらっしゃるのがひとつの見どころ。
弁天小僧が娘から小僧に見顕しするところで娘の帯を解いて
着物の前をはだけて寛ぐシーン。
力丸に「こんなの着ていられない」と言って
力丸も普段は差し慣れない大小を置くなんてところは
お二人も楽屋へ戻るとこんな感じに寛がれるんじゃないかしらと思って
「まだお芝居の最中なんですけど、そんなに寛いじゃダメでしょ」
と思わず言ってしまいたくなるような自然さ。
花道で、せしめたお金を分ける時のやりとりや
脱いだ着物と大小をどちらが持つかと押し付け合うかっこうが
役としてだけでなく個人として楽しそうになさっているようで、
お二人の仲の良さを含めて、この舞台を観られてよかったなあ、と
心から思いました。

白浪五人男の赤星十三郎を菊之助、忠信利平を松緑が
そして留めの大泥棒・日本駄右衛門を海老蔵がという、
親の代から子の代へしっかりと受け継がれる瞬間を
目撃することができました。
(しかも見得を切った菊五郎丈や菊之助丈と目があった!
海老蔵の睨みもしっかと見えた!!)

常々、海老蔵は色悪だったり公家悪だったり
悪役の方が似合うと思っているのですが
なかでも最近力を入れているような日本駄右衛門は特によく、
きっと将来のはまり役になるのではないかと期待しています。

引き継がれるといえば。
夜の部の最後は菊之助丈の「喜撰」だったのですが
踊り出した途端にそこにいるのが三津五郎に見えて
ぎょっとしたのです。
そういえば、平成23年あたりの歌舞伎座の公演で
三津五郎が踊った「喜撰」をみたことがあって
それを思い出したのかもしれません。
菊之助丈も三津五郎の資料をよく研究なさったのかもしれませんね。
そういう、仕草や表情のふとしたところに
血筋でなくても誰かの面影をみることができるというのも
歌舞伎のように途切れることなく、先達が一所懸命継承した芸を
当代もしっかりと受け止め、脈々と受け継がれている芸の
よいところなのではないかしらん。
私の演奏もそうでありたい。

でも〜〜〜!
菊之助丈はどうも遊びが足りない!!!!!
時蔵のお梶はあんなに色っぽいのに!
喜撰のひょうきんなところは、振り付けが面白いのではなく
表情や体の角度のちょっとした遊びにあるのになあと
ちょっともったいなく思いました。。。
あ、目が笑ってないんだ。菊之助は真面目だからなぁ。
真面目が不真面目をやっても上っ面だけだからいけない。
このところ本格的に立役、それもお父上の当たり役に取り組んでいるようだけれど
根っこが違うからなかなかどうして。。。
いつかお父上のような、色も悪も粋も全部内側から出てくるような
そんな役者さんになれるといいですね。

今回も丁稚役には寺嶋眞秀くん。
かわいい盛りだ!

調印祝賀会

地元江戸川区がオーストラリアのセントラルコースト市と
姉妹都市の盟約を結ぶということで
調印式後のパーティーで演奏させていただきました。

区長さんからのリクエストで
オーストラリアの「ふるさと」とも言える「Waltzing Matilda」を
曲目に織り交ぜ、チェロとのデュオをお楽しみいただきました。

このように海外の方に複音ハーモニカの音をお聴かせする
機会をいただけますことを、いつも感謝しております。

区長さま、関係者の皆様ありがとうございました。

荒城の月

昨日は会津若松市、風雅堂で開催された
「第19回荒城の月市民音楽祭」に
出演させていただきました。

土井晩翠は名曲「荒城の月」を作詞するにあたり
会津若松の鶴ヶ城もモティフにした、ということで
鶴ヶ城には荒城の月の歌碑も建てられているという
所縁の土地です。


(会場は会津風雅堂というところ)

昨年、「おんな酒場放浪記」のロケでお邪魔した際にご縁をいただき
今回出演の運びと相成りました。
滝廉太郎の素晴らしさと土井晩翠の言葉の力
そして何より、その名曲を昇華させ、
唯一無二のハーモニカのマスターピースに仕上げた
佐藤秀廊先生の偉大さに、吹きながら圧倒される思いでした。

佐藤秀廊先生の足元には遠く及びませんが、
この素晴らしい名曲をずっとずっと吹いていきたいと
決意を新たにしました。

出演にあたりご尽力いただきました会津若松観光ビューローの皆様、
スタッフの皆様、ありがとうございました。

THIS IS ME

私の周りで一大ブームの動画。
映画「THE GREATEST SHOWMAN」の劇中歌
「THIS IS ME」を歌ったレティ役KEALA ASETTLEさんの
ワークショップセッションでの生歌です。

本編も観ましたが、個人的にはこちらの方が好き。

梅雨小袖昔八丈


雨の半蔵門は桜が咲いておりました。

待ちに待った今月の歌舞伎は国立劇場
菊之助丈の髪結新三、初役です。

明治150年記念「四代にわたる芸の継承」ということで
上方・成駒屋さんの「忠臣蔵」と
江戸の音羽屋「髪結新三」。
それぞれ、明治の代からの当たり役です。

鴈治郎丈の「増補忠臣蔵〜本蔵下屋敷〜」
鴈治郎丈は上方歌舞伎の名家・成駒屋さんのお生まれで
人間国宝・坂田藤十郎丈のご長男。
若手随一の踊り手、中村壱太郎丈のご尊父でもあります。

鴈治郎丈はお父様譲りの雅なお顔立ちで
苦悩するお殿様のお役をなさいました。


幕間にプリンを食べて

続いての菊之助丈は、小知恵の回る悪党役。
パンフレットではなかなかの色男。

が…。
菊五郎丈の髪結新三で見慣れているせいか
悪役っぷりが全然たりない!
遊びがない!!
悪っぽく決めた顔が海老蔵にしか見えない!
(あ、関係ないか…海老蔵も格好いいしね)

初役だから、というのも原因だと思いますが
生来の名門育ちの真面目さが抜けません。
全く周りの役者の方に目がいってしまう。。。
(御曹司だからそれでいいのでしょうけれど)
政岡の初役はあれだけ素晴らしかったのに
ちょっと残念。。。

そのかわり、といってはなんですが
今回特に目を引いたのは片岡亀蔵丈。
忠臣蔵では左遷された忠臣・本蔵役を
渋くきっちりと、真面目の塊のように演じられ
髪結新三では、新三が住む長屋の家主・長兵衛役。
これがまた、老獪で腹の据わったウワテな悪党。
昨年の国立劇場初春歌舞伎「しらぬい譚」で
ヒョウ柄のぴこナントカを張り切ってなさっていた方とは
思えないほどの振り幅の広さ。

あとは!
丁稚役の寺嶋和史くんが可愛かった〜💖💖
ちゃんと見得を切って
大きな声でお父様との掛け合いを頑張っていました。


私が菊之助菊之助と騒いでいたら、お隣のお客様が
あぜくら会員限定でもらえるサイン入りブロマイドを
譲ってくださいました〜✨✨
幕間に奇声を上げて喜んでしまった!!
さあ、どこに飾ろう。。。

さよならノーブランズ

クロマチックハーモニカ・バスハーモニカの名手
鶴田亘弘先生ご逝去の報を受け、通夜に参列いたしました。
様々な思い出が巡って、しばし写真を眺めておりました。
どちらも1990年代のものです。


向かって左が鶴田亘弘先生、右の黒づくめが父。


濃紺のジャケットのお三方がザ・ノーブランズの皆さん、
白いスーツが父(ギャングを気取ってヤクザになったと笑っていました)

鶴田先生は早稲田大学ハーモニカソサィアティのご出身で、
同じくハモソのお仲間とハーモニカトリオ「ザ・ノーブランズ」を
立ち上げられました。
皆さん一流企業にご勤務の傍ら、日本中を演奏してまわられ
鶴田先生はスタジオのお仕事でもご活躍でした。
妖艶な鶴田サウンドに、時のマダムたちはメロメロ。
ご本人は物腰柔らかく、温厚で優しく誠実なお人柄で
謙虚、という言葉を体現したような方でした。

ノーブランズの皆さんは父ともよく
ジョイントコンサートをしてくださいましたが、
そのコンサート用に新しく曲をアレンジするとき
いつも父は嬉々として「これは鶴田さんだから書けるんだよ〜」と、
超絶難しいフレーズをクロマチックパートに編曲していました。
常日頃、生徒さん用にはレベルを加減していたので
イメージしたアレンジをそのまま書けるのが
嬉しくて仕方がなかったようです。

鶴田先生はそんな手加減なしの超絶技巧フレーズを
「こういうところに性格のいやらしさが出るんだよな〜、やーなやつ。」
などと、MCで冗談ぽく受け流しながら、
なんでもない顔で吹いていらっしゃいました。
そんなノーブランズさんと、子供のようにはしゃぐ父の本気の演奏は
子供心にも楽しく、面白く素敵なサウンドに聴こえていました。
私がハーモニカのアンサンブルを好きな理由は、
この時のワクワクにもあるのだろうと感じています。
ですから、父の一周年追悼コンサートで
その超絶技巧曲をノーブランズの皆さんとご一緒させていただいたのは
本当に貴重な経験でしたし、めっちゃくちゃ楽しかった!

奥様よりも付き合いのながいノーブランズのメンバーの方が
近年相次いでお亡くなりになっても、
昔のような早吹きでなくなっても、
それでも艶やかな鶴田サウンドは健在で
次にお目にかかれる機会が楽しみでした。

この写真に写っている人はみんな逝ってしまって寂しいです。
もう少し、聴きたかったし、できるなら一緒に演奏したかったな。