テレビ収録

某音楽番組の収録に行ってきました。


小学校に上がる前から観ていた番組。
出るのが夢だったけれど、絶対にお声がかからないと思っていたので
ご連絡をいただいた時には、騙されているのではないかと、
収録直前まで信じられない気持ちでした。
それが、まさか。。。

人生って何が起こるかわかりませんね。

「ハーモニカ女子の休日」というテーマで
複音・クロマチック・テンホールズの女性奏者4人で
出演いたしました。

放映が決まりましたら、またこちらでお知らせします。

フレンドタウン

今日は年に一度の、フレンドタウンハーモニカ・コンサート。

コンサートとは名ばかりの、ドタバタ発表会ですが、
都内、総武線沿線のサークルさんが一堂に会します。


今年で35回目なんですね。

この間のムーミン展で買い求めた
ししょーのTシャツを着て注目を集めようと思っていたら、
同好の士がもうお一方いらして、
思わず一緒に写真撮ってもらいました。

長丁場、皆さんお疲れ様でした。

第39回F.I.H.JAPANコンテスト

毎年恒例6月のハーモニカコンテスト
F.I.H.コンテスト、無事終了しました。

今年も予選から審査に携わらせていただきました。

今年のグランプリも、クロマチッククラシック部門から。
入賞者の約半分が10〜20代。
全体の若者が増えたわけではなく、
やはりコンクール/コンテストに出るには
体力・技術・音楽センスにしても
若い世代の方が有利です。
そこからプロを目指してくれるような人が
出てくれるのが本望だけれど、なかなか難しい。

来年は40回の記念会なので何か考えるって。
面白い会になるといいね。

傘寿のお祝い

大学校友会の先輩から、お仕事をいただき
演奏させていただきました。

鹿児島県で有数の進学校の同期会。
皆さん傘寿のお祝いだそうです。

演奏後、少しだけご一緒させていただきましたが、
皆さま矍鑠としていらして、お話も面白く、
女性はたおやかに凛々しくいらして
わたしもこんなふうに歳を重ねていきたいと感じました。

Iさま、皆さま、ありがとうございました。

町会自治会役員表彰式

地元江戸川区の、町会・自治会役員表彰式のアトラクションで演奏させていただきました。

町会とか自治会って、何をやっているのか、実はあまり詳しく知らなかったということに気がついて、区役所の職員さんに訊いてみました。

結構いろんな仕事があるんですね。

地域の方が地域のために身を尽くして整えてくださっていることに感謝して。

ちょうど節分だったので、少し季節を先取りして、衣装はこちら

辻ヶ花の反物で作ったアオザイ。

華美過ぎず、苦しくなく、フォーマルな装いなので、アオザイは衣装として重宝しています。

表彰の皆様、おめでとうございます。

区役所の皆様、ありがとうございました。

あつぎハーモニカコンサート2019

昨日はこれに行ってきました。

あつぎハーモニカコンサート2019@厚木市文化会館。

毎年1月に行われている、ハーモニカのお祭り。

チラシには名前がないのは、もともと出る予定ではなかったから。
11月のこれがあまりにも楽しすぎて、1回だけじゃもったいないね、
じゃあ年明け1曲だけ吹きに来る?みたいな流れで、
1曲のためだけに片道2時間掛けていきました。

しかも、この間のバージョンからさらに1曲追加したり
気になる部分を書き直したりしたので、
実質事前合わせ無しのぶっつけ本番。


黒い衣装のファントムじゃなくてトリプルロックスのみなさん。
右から水野隆元さん、有野剛さん、わたし、大内友哉さん。
とりあえず無事に楽しく終わったのでホッとしている。

この日は大内さんが忙しくて、最多3バンド掛け持ち。
しかもみんなめっちゃくちゃ難しいやつだから
一人で流血の大惨事だったそうです。
私たちの出番の後、アザレアクァルテットさんの出番の前に
舞台裏で合流したので記念の一枚。
わたし以外オールブラックス。


トリプルロックスさんもアザレアクァルテットさんも
結成20年以上の大ベテラン。
アザレアさんなんて、みなさん子育て中のママ・パパなので
いまは年に1~2回しかステージに立たないそうなのですが
それでも阿吽の呼吸でしっかりしたアンサンブルができちゃう。
メンバーの井上さんは
「Mちゃんは、世界一のセカンドパートなの。
でも、それはほかの人がファーストパートをとるんじゃだめなの。
私のためだけに存在しているセカンドパートなの。」
といい切るほど。
大内さんが井上さんのためにオリジナル曲を書くとき
常にアザレアクァルテットのメンバーで演奏することを想定して書くと
井上さんがとても吹きやすくていい曲になるのだそうです。
いい絆ですね。

年明けからよい時間を過ごさせていただきました。
これでしばらくはトリプルロックスさんと
ご一緒することがなくなりますが、
またいつか、どこかでできればいいな。

水野さん、大内さん、有野さん、
スタッフ・ご関係者の皆さま、ご来場の皆さま
ありがとうございました。

Phantom of The Opera

今年も日本芸術協会主催
第8回複音ハーモニカコンクール本選ライブが行われ
ゲストとして呼んでいただきました。

ソロでは「田園素描」を演奏しました。

もう一組のゲストが、トリプルロックスの皆さんで、
せっかくだからなにかやろう!と声をかけてくださって
急遽、合同アンサンブルをすることになりました。

メンバーの皆さんそれぞれとは共演経験がありますが、
トリプルロックスとしては意外にも初共演。
というか「競演」。
日本、いえ世界最高峰の実力者の集まりに混ぜていただけるなんて
なんて光栄なことだろうと思っていましたが
今回、トリプルロックスさんのご厚意で
私の大好きなミュージカル「オペラ座の怪人」から
4曲をメドレーにして演奏しました。

アレンジをしている時から、頭の中に流れている音楽を
ほぼ制約なく好きなだけ書けるって、めっちゃくちゃ楽しい!けれど
かなり難しいことを書いているのは承知していましたから
どうなんだろう…?準備期間も1か月もないし、と少々の不安がありましたが
そんなの!!

杞憂でした。

当然です。
実力は折り紙つきのトリプルロックスですもの。
拍子を合わせようとしなくても、
強弱や緩急を合わせようしなくても、
音があるべき場所にあるべき形である!

だから、音楽をハーモニカでどう表現するか、ということに100%注力できました。

素晴らしい景色でした。
今までに見たことのない、高く美しい景色。
毎回こんな景色を見ていられれば、
それはもう世界最高峰の奏者になるわっていうくらい。
ハーモニカアンサンブルってこんなにいい音楽ができるんだね。
知らなかった。。。
同時に、お父さんは、当時のトッププロの先生方
(トリプルロックスのお師匠方)と
世界大会のアンサンブル部門で優勝した時は
こんな日が続いていたんだろうなと、しみじみ。。。
普段練習なんかしなくても、ほとんどの曲を完璧に吹けてしまうような父が
夜遅くまで練習に必死で、時には口を切って
ご飯を食べられなかったこともあったみたいだけど、
きっととても充実していたんだね。
よかったね、と思いました。

私は彼らを含め「厚木の子」たちがとてもうらやましかった。
岩崎先生の下で、小学校に上がる頃からハーモニカを習い
中学生のころには世界大会に出て活躍し
気心の知れた「小さい頃からの仲間」と一緒に音楽を練り上げていく作業ができる
彼らのことがとてもとてもうらやましくて仕方なかった。

でも今回、呼び込みの時にMCを取ってくれた大内友哉さんが
「僕らと小さい頃からの仲間の寺澤ひろみさん」と
紹介してくださったことで、なんだ~と気が抜けてしまった(笑)
勝手に壁を作っていたのは私の方だったのかも。
彼らがすでにあちら側(ステージ上)で活躍していらしたとき
私はまだこちら側(客席側)にいて、両親にまとわりついていただけなのに。
私はその頃まだ吹いていなかったのに、その時から「仲間」だったんだ。
海老蔵と松緑がいる菊之助がうらやましかったけど
私にもいたじゃないか!

ありがとう。。。

久しぶりに、こんなに楽しい演奏ができました!
1回ぽっきりじゃ残念すぎる!
でも、次はいつになるかわかりません。
もしかしたら最後かも。。。?
もったいなさすぎる~!!


ひろみちゃんはクリスティーンね、と言ってくれたので、
クリスティーンっぽいドレスを着てみた。
3怪人と1クリスティーン(?)

トリプルロックスの皆さん、事務局の皆さま
ありがとうございました。

【来場御礼】ハーモニカ彩色


日付変わって昨日、ソロライブ無事に終演いたしました。
雨の予報でしたが、晴れ女の面目躍如。
雨が上がって一安心でした。

とても久しぶりの完全無伴奏ステージ。
キャリアをスタートさせてから、なるべく毎年1回は
自分の修養の場としてのコンサートを設けてきましたが
昨年一昨年と開催が叶わず、今年3月、南青山のマンダラさんで
チェロとピアノとのコンサートに参加させていただいたことをきっかけに
またこのステージに立つことができました。

今回はCDアルバム「彩~irodori~」と「歳時記」をかけて
このライブを「ハーモニカ彩色(さいじき)」と名付けました。
私がハーモニカを始めてから今までの年月、
応援してくださった方々への恩返しの気持ちと
亡き父や恩師・佐藤秀廊先生へのオマージュ、
そして、これまで培ってきたステージの時間を表す言葉にぴったりだと
思ったからです。

実は昨日まで(毎度毎度のことですが)
緊張のあまり胃が痛くなって食事をするのも一苦労、
普段しない練習をふんだんにしたので、舌が痙攣を起こしかけたりと
絶不調な上、久しぶりの無援護射撃舞台だったので
直前の精神状態は最悪という、
いつまで経っても慣れることない、このルーティーン。
(舌の痙攣は初めてだったので、前日は整体に飛び込み)

でも不思議とステージに上がって楽器を構え、吹き始めると
スッと地に足がついて、ああ、私のいる場所はここだ、という気持ちになります。
演奏に関しては、まだまだ足りない部分や不出来な部分は
たくさんたくさんあるし、どれだけやってもゴールは見えないでしょうけれど
直前にどんなに苦しくて投げ出したくなっても、やっぱり私は音楽が好きで
ハーモニカが好きで、ステージが好きなのだ、と感じました。
ステージ上でもお話しましたが、
父の望んだ「普通の」生活ではないかもしれないけれど
いま、私は自分の使命を果たしていると思えます。

もしかしたら(もしかしなくても)
複音ハーモニカはこの先衰退していくジャンルかもしれません。
私たちの世代は、クローザーになるのかもしれません。
私はそれでもいいと思っています。
そうなる前に飽きてしまうかもしれない。(飽きるほどやってみたい)
ただ、その日が来るまで「やりきった」と言えるように
ほんのちょっとずつでも、前進できたらと思います。


前回に引き続きBS-TBS「おんな酒場放浪記」の皆さまから
艶やかなお花をいただきました。


母校・明治大学ハーモニカソサエティーOB会の先輩方からも
豪華なお花を頂戴いたしました。

お運びくださった皆様、スタッフの皆様、今まで応援してくださったすべての皆様に
感謝を込めて。

またこれからも応援のほどよろしくお願い申し上げます。

明治大学ホームカミングデー

翌日は、終日御茶ノ水。
母校、明治大学のホームカミングデーにて、対談をさせていただきました。

お相手は、やはり卒業生の前田真里アナウンサー。
現在、長崎の大学院に在学中で、当日の朝に長崎から飛行機でいらしたそうです。
すごい!

大学でハーモニカを吹くに至った経緯や、番組のこと、演奏のことなど、
いろいろお話しいたしました。

開会式の後の会場だったので、担当教官でもと文学部長の恩師も、
お忙しい中お声をかけてくださって、少しお話しができました。
TBSアナウンサーの安住さんのラジオ番組をお聞きになっているそうで、
なんと「共演シーンを嬉しく思いました」とおっしゃって感激!
そうそう、あの時は先生のお言葉を安住さんに直接お伝えすることができて
嬉しかったなあ。

思えば、卒論そっちのけで世界大会なんか行っちゃって
全然中身のない論文になってしまったにもかかわらず
卒論の口頭試問の時に
「僕は音楽はわかりませんが、世界に通用するものを持っていらっしゃることは
素晴らしいことです。応援しています。頑張ってください。」
と優しく語りかけてくださった先生。。。

ハーモニカを続けていくことが、恩返しになりますように。

たくさんのお客様にもご来場いただき、
番組見てますよ、なんて声もかけてくださったかたも。

ありがとうございました。