OSIBISA

1970年代前後というのは、実に多彩な音楽が生まれていた時代です。
私は、その時代に青春を過ごしていた両親をとてもうらやましく
思っています。(これはホント)

1969年にイギリスで結成された「OSIBISA(オシビサ)」は
いわゆる「Aflo-Rock」と呼ばれるジャンルを確立した伝説的なバンドです。
Vo.TSax/Fl.Tp.LGt.SGt.B.Dr.Percの大所帯で、
アフリカのリズム音楽にラテンとロックを融合させた感じ、
とでも言えばいいのかな。
有名どころで言うと、サンタナに似ています。
最大のヒット曲は1976年の「Sunshine Day」で、

これは1997年に、同じくイギリスのポップスユニット
「Matto Bianco」がカバーして全世界に衝撃を与えたものです。

1970年代当時はLPが主流でしたから、そのジャケットの奇抜さに
惹かれてジャケ買いしたという方も多かったのではないでしょうか。
ちなみにこんな感じ。

象の背中にトンボの羽が生えてるなんて、 面白い。
ジャケットはロジャーディーンの絵。
なぜこんなに熱を上げているかというと、このバンドの大ファンだった
父の影響(「せい」と読むか「おかげ」と読むか・・・)で
毎晩のように子守唄に聴かされて育った結果が、今のワタクシだから。
日本語が片言話せるようになった時点で、歌詞の意味はわかりませんでしたが
「あいこーびやえびやえー」とか「あやえー」とか 
叫んでいたのを覚えています。
父が偏執狂のようなマニア魂で中古レコード屋を巡り、買い漁ってきたために
我が家には沢山のOSIBISAのLPやらCDがあります。
中には見本品のシールが張ってあるものも。
大きくなるに従って、自分の音楽的嗜好が周りの人と
少しずれていることに気づいてきましたが、
その根底にあるものはこの「OSIBISA」と
もうひとつ「malo」というバンドです。

つい先日の「ブラッド・メルドー・トリオ」公演の際
何気なくついてきたチラシをめくっていたら
目に飛び込んできたのが「OSIBISA」来日公演の文字。
もう解散してしまったものと思っていたので
何度も何度も確認したけどやっぱりOSIBISA。
矢も楯もたまらず、即予約をしました。

前置きが長くなってしまいましたが、
そんなOSIBISAの再結成後初来日公演
@丸ノ内Cotton Club最終日に行ってきました。

次へ続く(笑)

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