今年も日本芸術協会主催
第8回複音ハーモニカコンクール本選ライブが行われ
ゲストとして呼んでいただきました。
ソロでは「田園素描」を演奏しました。
もう一組のゲストが、トリプルロックスの皆さんで、
せっかくだからなにかやろう!と声をかけてくださって
急遽、合同アンサンブルをすることになりました。
メンバーの皆さんそれぞれとは共演経験がありますが、
トリプルロックスとしては意外にも初共演。
というか「競演」。
日本、いえ世界最高峰の実力者の集まりに混ぜていただけるなんて
なんて光栄なことだろうと思っていましたが
今回、トリプルロックスさんのご厚意で
私の大好きなミュージカル「オペラ座の怪人」から
4曲をメドレーにして演奏しました。
アレンジをしている時から、頭の中に流れている音楽を
ほぼ制約なく好きなだけ書けるって、めっちゃくちゃ楽しい!けれど
かなり難しいことを書いているのは承知していましたから
どうなんだろう…?準備期間も1か月もないし、と少々の不安がありましたが
そんなの!!
杞憂でした。
当然です。
実力は折り紙つきのトリプルロックスですもの。
拍子を合わせようとしなくても、
強弱や緩急を合わせようしなくても、
音があるべき場所にあるべき形である!
だから、音楽をハーモニカでどう表現するか、ということに100%注力できました。
素晴らしい景色でした。
今までに見たことのない、高く美しい景色。
毎回こんな景色を見ていられれば、
それはもう世界最高峰の奏者になるわっていうくらい。
ハーモニカアンサンブルってこんなにいい音楽ができるんだね。
知らなかった。。。
同時に、お父さんは、当時のトッププロの先生方
(トリプルロックスのお師匠方)と
世界大会のアンサンブル部門で優勝した時は
こんな日が続いていたんだろうなと、しみじみ。。。
普段練習なんかしなくても、ほとんどの曲を完璧に吹けてしまうような父が
夜遅くまで練習に必死で、時には口を切って
ご飯を食べられなかったこともあったみたいだけど、
きっととても充実していたんだね。
よかったね、と思いました。
私は彼らを含め「厚木の子」たちがとてもうらやましかった。
岩崎先生の下で、小学校に上がる頃からハーモニカを習い
中学生のころには世界大会に出て活躍し
気心の知れた「小さい頃からの仲間」と一緒に音楽を練り上げていく作業ができる
彼らのことがとてもとてもうらやましくて仕方なかった。
でも今回、呼び込みの時にMCを取ってくれた大内友哉さんが
「僕らと小さい頃からの仲間の寺澤ひろみさん」と
紹介してくださったことで、なんだ~と気が抜けてしまった(笑)
勝手に壁を作っていたのは私の方だったのかも。
彼らがすでにあちら側(ステージ上)で活躍していらしたとき
私はまだこちら側(客席側)にいて、両親にまとわりついていただけなのに。
私はその頃まだ吹いていなかったのに、その時から「仲間」だったんだ。
海老蔵と松緑がいる菊之助がうらやましかったけど
私にもいたじゃないか!
ありがとう。。。
久しぶりに、こんなに楽しい演奏ができました!
1回ぽっきりじゃ残念すぎる!
でも、次はいつになるかわかりません。
もしかしたら最後かも。。。?
もったいなさすぎる~!!
ひろみちゃんはクリスティーンね、と言ってくれたので、
クリスティーンっぽいドレスを着てみた。
3怪人と1クリスティーン(?)
トリプルロックスの皆さん、事務局の皆さま
ありがとうございました。
ひろみちゃん!めっちゃ素敵でした~!ドレスもアレンジも演奏も最高。トロックス、ブラボー!コンクールが霞んでしまった(笑)。もう一度聴きたいです。
あやさん
コンテストお疲れ様でした。
オペラ座、よかったでしょう!
Mr.Mのご提案でした。
アレンジはトムツヨさえいれば無敵ですからね。
実はあれから、次回が決まりまして。
アレンジし直しましたよ。
どこかでお耳にかかると思います。