上野の旧奏楽堂で行われた「巨匠 パブロ・シーグレルの夕べ」
パブロ・シーグレル氏は、タンゴの革命児と呼ばれた
アストル・ピアソラの五重奏団のピアニストだった方。
会場はほぼ空席がないほど。熱気であふれていました。
一部はシーグレル氏への「インタビュー」、
二部は彼が今回の来日のために自らオーディションした
日本人バンドネオン奏者とのコンサートということでしたので
ピアソラとの関係や彼(ピアソラ)の曲への取り組み方、
シーグレル氏自身のタンゴ観などについて聴ける貴重な機会と思い
そのつもりで伺ったのですが・・・。
残念ながら期待していたものとは少し違っていました。
(企画の方、ご出演の方ごめんなさい。個人的な感想です。)
一部のほとんどの時間は、ピアソラの過去録音源を聴きながら
日本タンゴ協会の偉い方による、その録音の解説を聴く、というような感じ。
もっとシーグレル氏の肉声を聴きたかったな。
二部の演奏会も、楽しみにしていた曲が1曲削除になってしまいました。
う〜ん。非常に残念(T~T)
まあでも、他のお客様は「ピアソラのタンゴの歴史」について
レクチュアを受けられて楽しそうにしていらしたし。
シーグレル氏作曲の「石蹴り遊び」の演奏は本当に素晴らしかったし。
私たちがマニアックすぎたのかも・・・。
またこのような機会があれば、ぜひ今度は質疑応答などの時間も設けてほしいなあ。
(運営側から言ったら、時間が読めなくなるし、出演者に負担がかかるし大変だけどね・・・)