先日、厚木で行われたボンボアハーモニカコンサート
聴きに行ってきました。
日本を代表するハーモニカデュオBom×Boaさんは
アジア大会の審査員も務める、
世界的コードハーモニカ奏者の大内友哉さんと
ジュニア時代から数多くの大会で優勝している井上初美さん
ご夫婦のデュオです。
Bom×Boa HP
たった2人ですが、3人分も4人分も演奏してしまう凄技。
https://www.youtube.com/watch?v=2PY2WAeA0n0
そんなお二人の演奏のほかに、今回は10周年記念ということで
台湾から素晴らしいハーモニカトリオJudy’s Harmonica Ensembleがゲスト出演。
早くからチケットは完売で満員の場内。
プログラムも多岐にわたって。
特に印象的だったのが「ハバナギラ」と「ハンガリアンダンス2番」。
「ハバナギラ」は2002年のアジア大会でお二人が演奏なさった曲だそうですが
なんと、バスハーモニカとコードハーモニカという
アンサンブルの伴奏用ハーモニカのみで演奏するという。。。
開いた口が塞がらない(‘Д’)
ハンガリアンダンス2番は3人以上のアンサンブルならば
パートを分担できるので楽ですが、2人となるとてんやわんや。
2人で11本のハーモニカを駆使して(初美さん曰く「夫婦で助け合いながら」)
それでも安定した演奏はさすがの熟練したプレイヤーです。
後半は台湾のJudy’s Harmonica Ensembleのコーナーがあり、
なんと通訳を、日本が世界に誇る若手演奏家、
稲川有徳(だいせんせー)さんが担当。
なんだか贅沢すぎる通訳なんですけど(´∀`;)と思いながら
茶色のチェックシャツと茶色のコーデュロイパンツのだいせんせーを眺める。
(急きょの依頼のため完全に裏方仕様だったそうで)
最後には、Bom×Boaのお二人とJudy’s の三人によるクインテットで
New Cinema ParadiseとPirets of Caribianを。
アンサンブル育ちのBom×Boa さんだからこその、高いポテンシャルと対応力。
最後に初美さんが「普段二人だから寂しいの。五人だと楽しいね」。
初美さんの天然ボケをうま~くコントロールしている大内さん。
長い付き合いの二人だからこその舞台運びが心地よい午後でした。
終演後、Judy’sのみなさんと。
おめでとうございます!