先週末は、「第35回四国ハーモニカ連盟コンサート」に
呼んでいただき、香川県は三木町へ行ってきました。
写真は、出演の皆さんのリハーサルの様子。
四国4県を現在、一手に引き受けていらっしゃるのは
宇佐美進先生。(リンク先は音が出ます)
正直な感想を申し上げて、
私が日頃東京で関わっているハーモニカ教室の合同発表会でも
こんなに質の高いステージマナーとアンサンブルの息の合い方(演奏)をする
ハーモニカ教室さんには滅多にお目にかかれないと思ったほど
意識の高い演奏会でした。
裏方(生徒さん)の動きもテキパキとしていて
また、舞台裏での粛々としたスムーズな動きは
舞台進行(タイムスケジュール)が予定通り行くという
当たり前でもアマチュアの発表会では殆ど起こり得ないことで
父はこれを強く実践していましたし
私も今の発表会を見ていても
これが当たり前になって欲しいと思っていることでした。
素晴らしかったし、うらやましかった。
やはり、どんな舞台でも
舞台裏の声が演奏者に聞こえるとか、
整列入場が出来なくてタイムロスがありすぎるとか
並んでるのにマイクの位置がわからなくて
「これどこ〜?」「どうすればいいの〜?」と
いうつぶやきがお客さんに聴こえるとか
「ありえん!ゆるさん!」という父の声が聞こえてきそう(笑)
常日頃、自分の生徒さんには口を酸っぱくしているのですが
「お遊戯発表会」のようにしたいのか「演奏会・コンサート」にしたいのか
どちらがいいのか考えて行動してほしいと思うのです。
無料コンサートだからと言って自分たちだけが気持ちよく吹くだけで
ステージマナーを蔑ろにしていいというわけではないと思うのです。
私は、ステージマナーが整っている方がいいと思うし
時間通りに舞台が進行していく方が気持ちいいと思う。
例えるなら、ステージが白いお皿、演奏が料理だとすると
ステージマナーや衣装は盛りつけに相当するかもしれません。
と、長くなってしまいましたが
こんなことに気づかされる、とても素敵な演奏会でした。
宇佐美先生からは、生前の父の話も伺えましたし
(なんとまあ、お二人の共通点がたくさんあること!)
これだけの団結力を生むのはやはり宇佐美先生の
指導力とお人柄なのでしょうね。
有意義な一日でした。