お祝い♪

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お誕生日おめでとう月間、めでたく幕を閉じました。
たくさんの方にお祝いをしていただいて、
美味しいものもいっぱいいただきました。

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これは杉並区のブランド栗「内藤栗」でつくられたモンブランだそう。
栗の風味が濃くておいしかった♡

今年はお世話になった方の訃報が次々と入った歳なので
余計に感慨深い1か月になりました。

生きること、仕事、これから、家族、友人、仲間 etc…
日々に追われながら生活していると
落ち着いて考える時間も取れないけれど
私はこれからも私のできること、好きなこと、
やりたいと心から思えることに
没頭して邁進していきたいと思います。

バタバタしていてなかなか更新できませんが
気長にお付き合いいただければ幸いです。

 

表現の極意

羽生結弦のNHK杯でのフリー演技、素晴らしかったですね。

テーマは「陰陽師」。
狂言師・野村萬斎さんが映画「陰陽師」で
主役の安倍晴明を演じて一躍人気になったものです。

以前、あるテレビ番組でその野村萬斎さんと羽生選手の対談をやっていて
萬斎さんがおっしゃっていたことが大変興味深かったので覚書を載せます。
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狂言では観客の逆を突く正反対の動きが大事。
ある動作を起こすときにそのエネルギーをいったん反対に持ってくることでエネルギーを増幅させておく。
またはいったん反対の動作に観客の意識を向けることによって逆の動きを大きく見せる。
押すだけではなく引く、目立つためには引くことも大事。

【型(=基礎)について】
基礎として代々受け継がれたもの(=型)ができないとスタートラインにたてない。
誤作動しないように型にはめ込んでいつでもオートマティックにできるようにするのがひとつの「型」のありかた。
型を身につけるのは大事である。
しかし、次になにがくると分かってしまうのが型。
それがわかっていても、おぉ!と観客に思わせなければいけないのが
型のある者の宿命。
お客様に期待されること以上のことを見せていくにはどうしたらよいか。

型は自分で解釈していくもの。この型には何の意味があるのか?を自分で考える。
自分がその振りにどういう意味を込めてやっているのか
ひとつひとつに意味を持たせるのは自分の解釈でできること。

【技術と表現の両立について】

記憶に残る演技をすれば結果がついてくる。
記憶に残る演技に必要なことは「精神性」
芸術をジャッジするような場所で表現をしようとするには
人だけではなくて周り全部の空気を感じ取って「場」を自分のものにしたい。
「場」を支配するためには「場」を味方につける、
自分の意識を会場全体に持っていきたいし、その「場」と時間、空気をまとう。
「場」の空気をまとう、味方につけることができると観客(ひと)は喜ぶ。
音をまとい音を司る。
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我々音楽家の表現にとっても共通して大切なことだと思います。
改めて、まだまだ勉強頑張ります!

ロマンスカー

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火曜日は隔週で町田まで。
先日はあまりにも疲れてしまったので
帰りの運賃を奮発してロマンスカーで新宿まで戻ってきました。

ゆったりと座れて静かで、
寛ぐことも仕事に集中することも思いのまま。
気に入ってしまいました。

何気なく見た車内メニューに
「プリン・ア・ラ・モード」の文字。

でも~!販売期間が終わってる!
プリンアラモード食べたい~!!!

ハモニカ教室

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今日は母校の小学校でハーモニカ教室を
させていただきました。

校長先生はじめ副校長先生、学年主任の先生、担任の先生方
貴重な機会を与えていただいて本当にありがとうございます。

現在、学校指導要領にはハーモニカは含まれていないので
ハーモニカを手にする小学生はほぼ皆無なのですが
今の子供たちは音感に優れているので
ほんの10分で吹けるようになります。

今日はみんなで「聖者の行進」を演奏しました。
大変に元気が良くて、素晴らしい演奏でした。

亡き父の母校でもあるので、
もし父が生きていたらものすごく喜んでいるだろうと思います。

誕生日を前に、小学生時代の自分に思いをはせ
また自分の原点を見直す機会にもなりました。

子どもの未来はいくらでもつくることができる。
それは子どもでなくても、
いまの私でもいかようにも
未来をつくることができるのだと
児童の皆さんに却って勇気と希望と元気をもらいました。

楽しい楽しい一日でした。

T先生、本当にありがとうございました。

死んだ男の残したものは

谷川俊太郎作詞、武満徹作曲の
「死んだ男の残したものは」という曲があります。
多くの歌手が歌っていらっしゃいますが、
武満徹の無伴奏混声合唱Ver.がやはり素晴らしいですね。

以下引用
————————————
死んだ男の残したものは
ひとりの妻とひとりの子ども
他には何も残さなかった
墓石ひとつ残さなかった

死んだ女の残したものは
しおれた花とひとりの子ども
他には何も残さなかった
着もの一枚残さなかった

死んだ子どもの残したものは
ねじれた脚と乾いた涙
他には何も残さなかった
思い出ひとつ残さなかった

死んだ兵士の残したものは
こわれた銃とゆがんだ地球
他には何も残せなかった
平和ひとつ残せなかった

死んだかれらの残したものは
生きてる私生きてるあなた
他には誰も残っていない
他には誰も残っていない

死んだ歴史の残したものは
輝く今日とまた来る明日
他には何も残っていない
他には何も残っていない
—————————————–

生きてる私と生きてるあなたにとって
今日が輝く一日でありますように
明日も笑顔で過ごせますように。

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注目

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写真21

寺澤ひろみソロアルバム「彩~irodori~」
全13曲2500円(税込)

店頭取扱店様
トンボ楽器製作所(埼玉県戸田市)
谷口楽器(東京都千代田区)
コアアートスクエア(神奈川県)
メロディーショップ大垣(岐阜県大垣市)

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ハモソOB総会

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昨日は、明治大学ハーモニカソサエティーOB会の総会でした。
あいにくのお天気でしたが遠方からも大勢の先輩方がお見えになり
無事に執り行われました。

議題は主に、平成30年の創部100周年行事の事。
100年も、その先もずっと続いていってほしいことを願いつつ。

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懇親会では現役生がハーモニカアンサンブルを披露してくれました。
リベルタンゴをクロマチック3本とバスハーモニカ、それとボンゴで。
2週間後に定期演奏会があるそうです。

2015.11.28(土) 第164回定期演奏会
会場:東大和市民会館ハミングホール 大ホール

もしお時間ございましたらお運びください。

白鳥の湖

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いつの間にか11月になってしまいました。

ということは!
お誕生日おめでとう月間(笑)の開幕です!
ということはお母さん生んでくれてありがとう月間でもあります。
せいぜい母親孝行させていただきましょ。
とかいうと請求きそうだからこわい。。。

さておき、先日、友人のご招待でオーチャードホールで行われている
熊川哲也率いるKバレエカンパニーの「白鳥の湖」を観に参りました。
プリンシパル、王子役は俳優としてもご活躍の宮尾俊太郎さん、
プリンシパル、オデット/オディール役は白石あゆ美さん。
白石さんのオデットは私ですら守ってあげたいと思うほど
オデットの(白鳥の)可憐な美しさが感じられました。
一変、オディールは肉厚で官能的!

普段は音楽的な面しかご縁のないバレエですが、
改めて観ると様々な発見がありもう少し接する機会を持ちたいと思いました。