学生時代、クロマチックハーモニカを長く師事していた
竹内直子先生のコンサートに行ってきました。
ドイツ留学時代のご同窓とご結婚されて
いまはドイツに住んでいらっしゃるので
なかなかこちらで先生の演奏を聴く機会がありませんので
とてもとても楽しみにしていました!
明大ハモソでクロマチックをやることになり
ちゃんと習いたいと思っていた時期に、
ちょうど直子先生の凱旋コンサートで先生の奏でる「トレド」を聴いて
その音色の美しさ、繊細さ、正確なテクニックの素晴らしさに感銘を受けて
門下になりました。
不真面目な生徒でしたがいつも優しく
(でもやるべきことはしっかりと)教えてくださったことは
今の私の大きな糧になっています。
前半ではご主人のアコーディオニスト
アンドレアス・ネーベル氏とのデュオ
後半ではピアニストの石井滋子さんとの演奏でした。
アコーディオンとのデュオは、兄弟楽器ならではの相性の良さで
優しい音色の(でもテクニックは強烈な)クラシック。
後半ピアノとのデュオで、直子先生の久しぶりの「トレド」、
そして直子先生作曲の「ウインターステップス」と聴き進んでいくうちに
音楽はこんなにも人に生きる力を与えてくれるのだ
と思いました。
心安らぐ音楽、というのももちろんあります。
でも今日私は、明日もそしてまた来年も前向きに頑張ろう!という
活力を先生の演奏から頂いた気がします。
「音楽をやっていて良かったなと思う一つは
物でひとにプレゼントを差し上げるだけではなくて、
聴きに来てくださった皆さんに演奏をプレゼントできることです」
と最後に直子先生はおっしゃいました。
一年分のプレゼントを身体いっぱいに頂いて
幸せな一日でした。
来年8月31日にまた東海大学前のホールで演奏会が予定されているとのこと。
今から手帳にチェックです!