箏との二重奏

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今日は11月に行う演奏会のリハーサルでした。
お相手は、箏奏者の新井智恵さん。
実力はもちろん、とっても美人さんで気さくな方です。

ハーモニカと箏との合奏については
佐藤秀廊先生がパリご遊学中に
アパルトマンの窓から流れてくるフルートとハープの演奏を耳にして
そのハープの音色がお箏に聴こえたことをヒントに
帰国なさってから編曲に着手した、という逸話があります。
箏二重奏曲集が2冊ほど出版されていますが、
最近では以前に比べて聴く機会も滅多にありません。

今回、新井さんとひょんなことからご縁を頂き、
ご一緒に演奏させていただくことになりました。

なんだか今年は佐藤先生Yearの流れなのかしら??
以前から本格的にお箏との演奏をしてみたいと思っていたことが
こんなにあっけなく実現するとは\(*^▽^*)/

それがね〜、合うの!音色がよく合うの!
先生方の録音を聴くのもよいけれど
自分で吹くとまた違った良さがあります。

「春の海」や「荒城の月」など
日本の素晴らしい曲を中心に演奏します。
と、宣伝したいところなのですが・・・
今回は新井さんのファンの方で
すでに満席なのだそうです!
なんて素晴らしい!!!!

ハーモニカの素敵なところが伝わるように☆

コレきりじゃもったいないから
なにかまた演奏の機会を持ちたいですね。

【満席御礼】10月13日 第2回ストレッチ講座

お陰さまで10月13日のストレッチ講座は満席となりました。
たくさんのお申し込みありがとうございました。
次回の講座につきましてはまたこのサイト上でお知らせ致します。

【ハーモニカを演奏する人のためのストレッチ講座】
♪日時♪ 10月13日(日)15:00〜16:00
♪場所♪ Studio TANGUERA 東京都中央区銀座6−13−7 同郷会館ビル6F
地下鉄日比谷線 東銀座駅A1出口 徒歩2分
地下鉄銀座線  銀座駅 A3出口 徒歩5分
♪受講料♪ 4000円(定員10名)満席となりました
※Studio TANGUERA さんへのお問い合わせ・ご連絡は
ご迷惑となりますので、当日の緊急時以外ご遠慮願います。

佐藤先生のご縁

30年前に佐藤秀廊先生の直弟子でいらした、という方が
新しくお教室に参加してくださいました。

お持ちの楽譜は佐藤先生の直筆(ガリ版印刷)
楽器はすべて、とっくに廃盤になってしまったサトーソロ
楽器ケースは佐藤先生がお使いになっていたのを譲り受けたもの
今となっては文化財級に貴重なものばかりです。
拝見してて目眩がしたほど…。

吹き方も佐藤先生によく似ていらっしゃる。
背中を丸めて体を前後に揺らすところや、片手は伸ばして添えるところ。
節回しも佐藤先生の歌い方で…。

ひとしきり佐藤先生のお話をしていたら
「分かってくださって嬉しい。寺澤先生にしてよかった。」
とおっしゃってくださいました。

私はただ、懐かしい話が出来たことが嬉しいのと、
貴重な楽譜たちを間近で拝見できたことが幸せ過ぎて
はしゃいでいただけですけれど。
佐藤先生の奥様がご存命でいらしたら
どんなにか喜ばれたことでしょうと
ちらっと思ったりして・・・。

帰り際、なんとなんと!
その貴重な楽譜ノートを貸し出してくださいました。

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誇張ではなく、持つ手が震える。。。

11月の演奏会に向けて、素晴らしい援軍がやって来たようです。
しっかり勉強させていただきます。

Aさんありがとうございます!
佐藤先生、お父さんありがとう(^-^)

さよならベーアン

実家にずっと置いてあった、父のベースアンプ。

ヴィンテージFenderといわれる
Bassman50。

こういうやつ

1970年頃の真空管アンプ。らしい。。。

元々、父はバンドに所属するプロのベーシストで
当時、清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ったのが
このBassman50だったそうな。

とってもお気に入りで、
ハーモニカ奏者一本になってからも
灯を入れないとすぐにダメになる、と
年に1〜2度は必ず使っていたのだけれど
万が一のことがあってはいけないから
家族は触らせてもらえなかった。

好きだったなぁ。
このベーアンを嬉々としてイジる父の子どもみたいな顔と
ベースを弾いているときの真剣でかっこいい”おとーさん”。
ハーモニカのときよりもカッコ良くって(というと怒られるかもしれないけど)。

父が亡くなっても売るに売れず
かといって、使い方も分からず
想い出の品に「万が一」があっては・・・という気持ちで
ずっと鎮座ましましていたのだけれど
このままずっと灯を入れないで老朽化させても
宝の持ち腐れでもったいないから
ちゃんと可愛がってくれる人のところに
養子に出そう!

と探したものの
どこに引き取ってもらえば良いか皆目見当もつかない。。。
真空管専門店?それとも中古アンプ取扱楽器店?

そんなとき、ひらめいた!
いるじゃない!一番分かってくれる人!!

岐阜県大垣市で楽器店を営んでいる伯父。

すぐに伯父に連絡をとって事情を話すと
喜んで引き取ってくれるという。

台風一過の爽やかな午後、
岐阜から東京までたくさん時間をかけて
車で取りに来てくれました。
ありがとう♡

伯父さん、売る気はないんだって。
でも、こう言うのが好きな、マニアな人たちが居るから
しっかりメンテナンスして
レンタルにまわしてくれると言ってくれた。

扱いの分かっている人に任せるのが一番あんしん。
きっとおとーさんもそう思ってくれるさ。

おじさんありがとう。そして、よろしくね。

音と光の幻想

11月23日(土・祝)の演奏会のチラシが出来上がりました。131123チラシ
今回、第1部のソロでは久しぶりに
複音ハーモニカの神様、佐藤秀廊先生の曲を中心に演奏いたします。

私の父は佐藤秀廊先生の直弟子でしたので
父の譜には佐藤先生の直筆の書き込みがたくさんあります。
佐藤先生は、習いに来た人によって編曲に少し手を加えたり
難易度を変えたりしていたそうですから
今まで佐藤先生の楽曲になじみのある方でも
きっと新しい発見があるのではないかなと思います。

この演奏会に向けて、イチからさらい直していますが
やはり佐藤先生の曲はとても難しく、優れていて
楽しくて、やりがいがあります。
私もこんな曲を書けるようになる!

今回はペアチケットを販売いたしております。
お友達とお誘い合わせてお運びいただければ嬉しいです。

♪11月23日(土・祝)開場13:30、開演14:00
♪出演 寺澤ひろみ(Hrm)三枝慎子(Vc) 境界剪画:杵淵三郎
♪料金 3,500円(ペア割6,000円)
第一部:受け継がれる佐藤秀廊の世界
(演奏予定曲:『お江戸子守唄』『故郷を離るる歌』『「荒城の月」幻想的変奏曲』ほか)
第二部:ハーモニカとチェロで奏でる癒しのメロディ
(演奏予定曲:『エンターテイナー』『G線上のアリア』ほか)

お申し込み・お問い合わせはS企画 芝さま
s.proyecto1996☆gmail.com(☆→@に変えてください)

皆さまのお越しをお待ち申し上げております。

【告知】10月13日(日)ストレッチ講座

前回7月に開催しました、
「ハーモニカを上手に吹くためのストレッチ講座」
肩こりや呼吸が楽になったとの
受講生のお声を受けて第2回目を開催します。

♪日時♪ 10月13日(日)15:00〜16:00
♪場所♪ Studio TANGUERA 東京都中央区銀座6−13−7 同郷会館ビル6F
地下鉄日比谷線 東銀座駅A1出口 徒歩2分
地下鉄銀座線  銀座駅 A3出口 徒歩5分
♪受講料♪ 4000円(定員10名)満席となりました
※Studio TANGUERA さんへのお問い合わせ・ご連絡は
ご迷惑となりますので、当日の緊急時以外ご遠慮願います。

ハーモニカの練習をすると

「あごが痛い」「肩がこる」「頭痛がする」

などの症状が出ることはありませんか?

教室に通ってくださっている生徒さんからも
「練習をすると肩が凝る」「息が続かない」というご相談をよく受けます。

私自身、ハーモニカを吹くようになってから
顎関節症や突発性難聴を経験しました。

これらのような問題を解決し
無理なく長く楽しくハーモニカを演奏していくためには
大きく2つのポイントがあります。

1.演奏中の力の抜き方(呼吸法)
2.練習後の体のケア

本講座はこの2つを徹底的にマスターする
ありそうでなかった画期的な講座です。

カリキュラム(例)
1.楽に音を出すための「姿勢」と「呼吸法」
2.練習で凝り固まった体をほぐす「ストレッチ」

※当日は動きやすい服装で複音ハーモニカC調を1本お持ちください。
お申し込みはこちらから

コスプレ!?ライブ

9月某日、都内某所。
ハーモニカプレイヤーの先輩・平松悟さんのご提案で
こんなライブをやりました。

コスプレ!!
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カップリングはこちら。
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やるからには中途半端じゃいけない。
真面目にふざけよう!楽しまなくちゃ人生は♪
ということで、本格的な衣装を購入して臨みましたが

リボンとフリルで・・・着替えるのが大変!でした。
「ゴスロリメイク」も初体験。
演奏よりも気力を注いだかも。。。

ミュージカル Dreamgirls

2006年にビヨンセ主演で映画化され
ジェニファー・ハドソン衝撃のデビューで話題になった
ブロードウェイミュージカル「Dreamgirls」が
渋谷で上演されると言うので行ってきました。

往年のファンには
「ダイアナ・ロス&シュープリームス」や
「モータウンサウンド」
というキーワードの方がわかりやすいと思いますが
1960年代のデトロイトで巻き起こる黒人音楽の隆盛を
シュープリームスの元メンバー、メアリー・ウィルソンの自伝を元に
1980年代にミュージカル化したものです。

映画を観てすっかり虜になってしまったので
一度はミュージカルを見たいと思っていました。

なんと言っても曲が良い。

モータウンレコードには、
初期のマイケル・ジャクソン(ジャクソン5)
スティーヴィー・ワンダー
マーヴィン・ゲイ
ダイアナロス&シュープリームス
スモーキー・ロビンソン
グラディス・ナイト&ザ・ヒップス
など、一時代を築いたアーティストたちが
在籍していました。

彼らが活躍した1960〜70年代のサウンドは
ビートルズかモータウンか、とまで言われたほどです。
そんな時代の素敵なサウンドをしっかり活かしている
ミュージカルナンバーたち。

若手のミュージカルスターたちが歌って踊って
実際のライブ会場に居るかのように
コンサートでお客さんを盛り上げる。
場面転換もなんのそのでした。

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カーテンコールは写真撮り放題。

オーケストラピットはわずか10人ほど。
指揮者はキーボードを弾きながら指揮をしていました。

終演後、入り口の顔抜きパネルでパチリ
Dreamgirlsに仲間入り(笑)
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