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CD好評発売中

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写真21

寺澤ひろみソロアルバム「彩~irodori~」
全13曲2500円(税込)

店頭取扱店様
トンボ楽器製作所(埼玉県戸田市)
谷口楽器(東京都千代田区)
コアアートスクエア(神奈川県)
メロディーショップ大垣(岐阜県大垣市)

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【来場御礼】ハーモニカ彩色


日付変わって昨日、ソロライブ無事に終演いたしました。
雨の予報でしたが、晴れ女の面目躍如。
雨が上がって一安心でした。

とても久しぶりの完全無伴奏ステージ。
キャリアをスタートさせてから、なるべく毎年1回は
自分の修養の場としてのコンサートを設けてきましたが
昨年一昨年と開催が叶わず、今年3月、南青山のマンダラさんで
チェロとピアノとのコンサートに参加させていただいたことをきっかけに
またこのステージに立つことができました。

今回はCDアルバム「彩~irodori~」と「歳時記」をかけて
このライブを「ハーモニカ彩色(さいじき)」と名付けました。
私がハーモニカを始めてから今までの年月、
応援してくださった方々への恩返しの気持ちと
亡き父や恩師・佐藤秀廊先生へのオマージュ、
そして、これまで培ってきたステージの時間を表す言葉にぴったりだと
思ったからです。

実は昨日まで(毎度毎度のことですが)
緊張のあまり胃が痛くなって食事をするのも一苦労、
普段しない練習をふんだんにしたので、舌が痙攣を起こしかけたりと
絶不調な上、久しぶりの無援護射撃舞台だったので
直前の精神状態は最悪という、
いつまで経っても慣れることない、このルーティーン。
(舌の痙攣は初めてだったので、前日は整体に飛び込み)

でも不思議とステージに上がって楽器を構え、吹き始めると
スッと地に足がついて、ああ、私のいる場所はここだ、という気持ちになります。
演奏に関しては、まだまだ足りない部分や不出来な部分は
たくさんたくさんあるし、どれだけやってもゴールは見えないでしょうけれど
直前にどんなに苦しくて投げ出したくなっても、やっぱり私は音楽が好きで
ハーモニカが好きで、ステージが好きなのだ、と感じました。
ステージ上でもお話しましたが、
父の望んだ「普通の」生活ではないかもしれないけれど
いま、私は自分の使命を果たしていると思えます。

もしかしたら(もしかしなくても)
複音ハーモニカはこの先衰退していくジャンルかもしれません。
私たちの世代は、クローザーになるのかもしれません。
私はそれでもいいと思っています。
そうなる前に飽きてしまうかもしれない。(飽きるほどやってみたい)
ただ、その日が来るまで「やりきった」と言えるように
ほんのちょっとずつでも、前進できたらと思います。


前回に引き続きBS-TBS「おんな酒場放浪記」の皆さまから
艶やかなお花をいただきました。


母校・明治大学ハーモニカソサエティーOB会の先輩方からも
豪華なお花を頂戴いたしました。

お運びくださった皆様、スタッフの皆様、今まで応援してくださったすべての皆様に
感謝を込めて。

またこれからも応援のほどよろしくお願い申し上げます。

江戸川区文化功績賞

よく晴れた文化の日。

大変名誉なことに、本年度の江戸川区文化功績賞を受賞する運びとなり
授賞式に出席してきました。

思えば成人式の日、新成人の代表を務めさせていただいたことから、
不思議なご縁は始まりました。

新成人の代表として、明確なヴィジョンがないにもかかわらず
「将来は世界に羽ばたいて、江戸川区に恩返しができるようになりたい」とか
調子のいいことを申し上げたわけです。
しかも、当日インフルエンザで40度超えの熱を出しながらも、
代表の替えがいないという理由でフラフラになりながら誓いの言葉を読み上げ、
代表なので午前と午後の両方に振袖で出席しなければならず、
意識が朦朧として船を漕いでいたら、
祝辞を述べられている議員さんに睨まれてしまったという。
最高なんだか最悪なんだかよくわからない一日だったことをいまだに覚えています。
(できればやり直したい)

その、新成人の代表を選考する茶話会に、それと知らされず参加して、
特に何も話すこともなく、お茶を飲んで帰ってきた私を
代表に選んでくださったのが、選考委員長であり
当時、教育長をされていた現在の多田区長さんでした。

それから間もなく、父の死をきっかけに世界大会に参加。
翌年、優勝したご褒美に江戸川区の文化奨励賞を受賞しました。
授賞式でお目にかかった時、多田区長さんは私のことを覚えていてくださって
大変喜んでくださり、その後、区の行事などで演奏を披露する機会を
たくさん与えていただきました。

そのような交流を通して、外国の賓客をお招きする会などで演奏し、
お客様に喜んでいただけたということで、今回の受賞に至ったそうです。

区長さんはじめ区役所の皆さまのお陰で、このような栄誉に預かり大変光栄です。

これからも、精進してまいります。

創立65周年

母校の小学校の創立65周年記念集会に参加してきました。

児童会が中心となって、65周年おめでとうの特大バースデーケーキ。

一年生から六年生まで、みんなが紙粘土や段ボールで飾り付けをした力作に
涙がこぼれそうになりました。

また、創立当時の思い出を卒業生から聞こうのコーナーでは、
父の同級生がお話を披露してくださって、
そういえばそんなことをお父さんも言っていたなと、懐かしく思い出しました。

校舎を建てるのに田んぼを埋め立てなければならず、
造成中だった近くの川から土を持ってきて埋め立てた、とか、
給食がなくて、お弁当を持って行っていたのが、
冬になると石炭ストーブのガードの上でお弁当を温めると
昼前にはいい匂いがしてきて勉強が手に付かなかったとか、
弁当箱の蓋で飲む脱脂粉乳が不味すぎて牛乳嫌いになったとか、
プールを作ってもらう足しにするのにみんなで1円貯金(貨幣価値!)したとか、
お弁当がないときは親から20円もらって、
少し歩いたところにあるパン屋さんで一個10円のコッペパンと、
肉屋さん1個5円のコロッケを2個買って、
ソースをたっぷりとかけてもらって食べたとか、
あと10円奮発してもらえるとメンチカツになったとか、
(食べることばっかりだな)
ほんの些細なことかもしれないけれど、面白いお話でした。

60周年の時からご縁をいただき、毎年1回、
五年生を対象にハーモニカの特別授業を担当させていただいているので、
今回も一曲独奏と、それから、在校生の皆さんと一緒に
「ふるさと」を演奏しました。

一年生から四年生は初めて聴くハーモニカ演奏にびっくり。
子どもさんの純粋な反応にこちらがびっくり。
うれしくてうれしくて。。。

集会後には校庭でバルーン飛ばし。

回収できないよね(ドキドキ)と思いながら
ずーっと空を見上げていました。

めざせ創立100年!

明治大学ホームカミングデー

翌日は、終日御茶ノ水。
母校、明治大学のホームカミングデーにて、対談をさせていただきました。

お相手は、やはり卒業生の前田真里アナウンサー。
現在、長崎の大学院に在学中で、当日の朝に長崎から飛行機でいらしたそうです。
すごい!

大学でハーモニカを吹くに至った経緯や、番組のこと、演奏のことなど、
いろいろお話しいたしました。

開会式の後の会場だったので、担当教官でもと文学部長の恩師も、
お忙しい中お声をかけてくださって、少しお話しができました。
TBSアナウンサーの安住さんのラジオ番組をお聞きになっているそうで、
なんと「共演シーンを嬉しく思いました」とおっしゃって感激!
そうそう、あの時は先生のお言葉を安住さんに直接お伝えすることができて
嬉しかったなあ。

思えば、卒論そっちのけで世界大会なんか行っちゃって
全然中身のない論文になってしまったにもかかわらず
卒論の口頭試問の時に
「僕は音楽はわかりませんが、世界に通用するものを持っていらっしゃることは
素晴らしいことです。応援しています。頑張ってください。」
と優しく語りかけてくださった先生。。。

ハーモニカを続けていくことが、恩返しになりますように。

たくさんのお客様にもご来場いただき、
番組見てますよ、なんて声もかけてくださったかたも。

ありがとうございました。

高校女性講座

先週末の土曜日、茨城県水戸市にある水戸葵陵高等学校の女性講座にて、
「好きの先にあるもの」と題した講演をさせていただきました。

お引き受けするにあたり、何の変哲もなく、のほほんと過ごしてきた(と思っていた)
思春期から現在を振り返ると、かなり面白い経験や体験をしているなあと、
人生を再発見。

その中で一番後悔しているのは、自分の限界を勝手に決めて、
少しでもつまづいたことは、やらないできてしまったこと。
ピアノのレッスンとか、数学とか、諦めないで続けていれば相当進んでたよね。。。今となっては、物事の見方を少し変えれば
そんなに毛嫌いするようなこともなかった、と思うのです。

けれど、美味しいものを食べることや、音楽、本を読むことは好きだったので、
明確な目標もなく続けていたら、いつの間にかそれがお仕事になっていた。

少しでも嫌だなと思うことも、違う角度で捉えてみれば、
全く違う道が拓けているかもしれないし、
少しでも好きだと思うことは、細くても遠慮なく続けていれば、
そのうち何かに繋がるかもしれない。

そんなことをお話ししました。

涼やかなお嬢さんたちが、私の拙い話を真剣に聞いてくださって、
ハーモニカの演奏に驚いていらしたこと、大変楽しい時間でした。

帰りには偕楽園へ寄って、四季咲きの桜と萩を眺め、しばしのんびり。

お世話になりました皆さま、ありがとうございました。

Deep Purple The Long Goodbye


母に付き合って、Deep Purple@幕張メッセに行ってきました。

ジョンロードが亡くなって、リッチーブラックモアもいなくて、
だけど、イアンギランの声は健在。
73歳バンザイ!

おもむろにテンホールズを吹きはじめたイアンギラン、かっこよかったです。

あの頃のロックって、ただの「反抗期の悪童の音楽」なんだと思っていたけど、
生でいま聴くと、ものすごくクレバーな音楽なんだなと思う。
全員すごいんだけれど、特にドラムの人のバランス感覚と
ジョンロードの代わりに入ったキーボーディストがすごかった。

シワシワになろうが、お腹が出ようが、ロックはロック。
うん、カッコいい。

ハーモニカ教室

今年も母校の小学校で、五年生対象の
ハーモニカ教室をさせていただきました。
今年で5年目になります。

毎年、個性の違う学年で、楽しく面白く授業をしていますが
今年は先生方のご好意で、なんと
壊れたアコーディオン(備品)を
授業前に突然分解させていただき、
児童の皆さんに中身を見てもらうことができました。

なぜハーモニカの授業でアコーディオンかというと、
アコーディオンはハーモニカの兄弟楽器で、
中にハーモニカが入っているから。


鍵盤の上はこんな感じ。鍵盤を押すと風穴が開くようになっています。


蛇腹側にはこんなふうに、大きなハーモニカが2本入っています。
白鍵用と黒鍵用。


発音体(リード)と、風を効率よく音に変えるためのバルブ(さぶた)
私も初めて見たかも。

分解の仕方がわからなくて、
御茶ノ水の谷口楽器さんに電話して
教えていただきました。
ありがとうございます!

今はもう、ほとんどの先生もハーモニカを経験したことがないので
先生も「初めて吹いた〜」とおっかなびっくり。
でも、楽しんでいただけたようで何よりでした。

おちゃのおと×メガネの井上

現在発刊中の小冊子「おちゃのおと」にて
御茶ノ水の老舗メガネ店・メガネの井上社長の赤羽さんと
対談させていただきました。

何種類かサンプルを見せていただいたときに、
かなり個性が強いフレームばかりだったので
最初は正直なところ「これを着けるの?」と思ったのですけれど
着けてみると悪くないかなと。
学生さんのコーディネートのおかげですね。

社長の赤羽さんや社員の皆さんが、個性的なメガネをかけていらして
しかもみなさんよくお似合いなのはさすがだなと思いました。
私も次にメガネを作るときは
名店・メガネの井上さんにお世話になりたいと思います。

道場の皆さん、コーディネーターさん、赤羽さま
皆さまありがとうございました。

歌舞伎座秀山祭

歌舞伎座秀山祭夜の部、千穐楽に行ってきました。

幸四郎(まだ呼び慣れない)の操り三番叟に、吉右衛門の俊寛、
そして大トリは玉三郎&鼓童の幽玄という新作舞踊。
羽衣・石橋・道成寺の三部作です。

三番叟は、なんだかぎこちなくて、
幸四郎の家はいつも、見目はいいのになんでこんなになるかなぁ、と思ってしまう。
一所懸命なのはものすごく伝わってくるのだけど。。。
(高麗屋贔屓の方ごめんなさい)

吉右衛門の俊寛は、船の艫綱を離した後の
俊寛の間(ま)と感情の動きが見どころなのだけど、
さすがは吉右衛門、あの長い間をよくもずっと、
グッと惹きつけてくれるなぁと思ったら、
大向こうからも「大播磨」の掛け声。
お孫ちゃんと舞台に立つようになってから、
どんどんお元気になって、純度が高くなっている気がする。

そして、なんといっても玉さま、弥勒さま、天女さま!
この方はもう、純度が高いなんて次元じゃなくて、
すでに人間じゃなくなっているようです。

羽衣と石橋は、能舞台のように鏡板の松の前で演って、
原点回帰というか、あぁ、歌舞伎は能から流れているんだよな、と
しっかと確認させられる気になる。
羽衣の天女は面をつけていないはずなのに、小面をつけているように見えるし
ちゃんと天に帰っているように見える。
石橋は、連獅子を演る若手の五人の勢いが凄まじくて、フレッシュさに圧倒される。(玉さまが相当仕込んだはずなのに、一人だけ全く合わなかった子がいたのが、残念でならない)
これを学校公演でやったらいいのに。。。
最後の道成寺では、白拍子どうこうじゃなく、すでに妖気を発している。
十代の可憐な少女から垣間見える「人間でないもの」の雰囲気。
冷静に考えたら、60歳を越したおじさん(失礼!)なのに、
そこにいるのは、全くの花子で、次第に「本気」で大蛇になっていく。
ここで、ああ、そうか、幸四郎は幸四郎として
操り人形にならなくちゃと思っていて、
人形使い(の役の人)と息を合わせて手足を動かさなきゃと
思って動くからぎこちないんだ、と気づく。
演者としての我(が)が有ると無いとでは、天と地以上の差があるのだな。。。
玉さまは、天女として、白拍子花子として存在しているだけで、
そこには玉三郎という人も存在していない。
天女が、花子が動くだけ。
あすこへ行こうと思うから足が出るのと一緒。
歩くときにいちいち、歩こうとか、
右足左足を交互に動かそうとか思ってないものね。
音楽でもそうだよなぁ。

玉さまならではの演出はまだあって
特に鼓童のメンバーを、ただの打楽器奏者としての位置付けだけでなく、
長唄や声明のような役割も担いつつ、
立ち回りや花四天の一部のように使っているというところは、
両得というか、流石の視点だなと。
他にもいっぱい気づいたことがあるんだけれども、とりあえずはこれが限界。

とにかく、人間国宝というのは本当に宝だなあと、芯から思います。
そして、芸の上では私も、「我(が)」を消せるようになれるといいな。