十月大歌舞伎@歌舞伎座

十月大歌舞伎@歌舞伎座 昼の部。

このところ、歌舞伎に行く時間を取るのが難しいので
空いた日に当日券を買うパターンも増えました。

同じく歌舞伎好きの知人が「迷っているなら行った方がいい」と
お勧めくださったので突撃してきました。

世界三大叙事詩に並び称されるインドの「マハーバーラタ戦記」を
尾上菊之助丈が2年の歳月をかけて、演出家・脚本家のみなさんと
歌舞伎に落とし込んだという壮大なストーリー。

4時間近い上演を観終わって最初に浮かんできた感想は

「これが現代の歌舞伎か。」

まず特筆すべきは、脚本がしっかりしている、ということ。
そして、人間国宝の次の世代がきちんと育っているという事実。
脂の乗り始めた彼らの活きの良さを見せつけられるお芝居でした。

大いなる神話の世界の常として、読んでいて
・長い(中だるみする)
・都合よく話が捻じ曲げられる(辻褄が合わなくなる)
・結局何が言いたいの?(神が偉いってことだけにこんなに文字数割くの?)
ということを不快に感じることがままありますが、このお芝居は

骨子がしっかりしているので
途中で起こるエピソード一つ一つも際立ちながら
結論が唐突でない。

膨大なお話をこれだけにまとめるのは相当なご苦労だったと思います。

戦争が起こりそうだ、そろそろ人間界も危ないから滅ぶに任せよう
とか言っちゃってる神々のなかで、
人間の中にも捨てたもんじゃない奴もいるから、もう少し様子を見たい。
ついては、自分と人間(姫)との間に子供をなして
その子たちがどう丸く治めるかみようじゃないか、という酔狂な神が出る。
この世をうまく治めるのは「慈愛」だという太陽神と
いやそれではうまくいかない、「力」だという帝釈天。
太陽神(慈愛)vs帝釈天(力)の揉め事が発端になっていて
人間世界で起こっている国取りの争いに乗じて、
それぞれの神の血をひき同じ母から生まれた男子によってなされた
(片方はそれと知らず低い身分に育てられ、片方は王族として育てられた)
信念対信念の代理戦争みたいなお話。

ギリシャ(ローマ)神話にしても、旧約聖書の世界にしても
神の血をひく人間とか神の加護がある人間って絶対勝つことになっているんだけど
その加護を自ら手放してしまう人間の選択とか、
自分は本当にこれでいいのだろうかと
葛藤する人間たちの姿が丁寧に描かれています。
インド哲学の考え方を知るのにもとてもよい。
インドの階級を照らし合わせると少々??となる部分もありますが
輪廻転生やダルマのこともああ、なるほど、と。

役者さんの中で今回特に目を引いたのは中村七之助丈。
敵役の王女なのですが
上品さも頭脳明晰さも怜悧さも残酷さも
気高さも垣間見える乙女心も殺陣のキレも潔さも
際立って映りました。
特に、終盤連続した殺陣の見事さは、きっと後10年したら見られなくなる。

それから、スチールドラムやガムラン、ティンシャ(かな?)、
エスニックなタム(奥まっててわからなかった)、木琴鉄琴など
従来の黒御簾音楽では使われない楽器が多くあり
随所に挟まれるミニマムミュージックが心地よく感じられました。

冒頭の「これが現代の歌舞伎か」というのには
いろいろな感慨が込められていて
少しの違和感と一抹の寂しさを感じたことだけは付け加えたいと思います。

九段生涯教育会館


ご縁があって、千代田区人材バンクより
九段生涯教育会館にて初心者講座を担当させていただくことになりました。
3週連続ですが、皆さん優秀で、用意していったものは前倒しで終わりそう。
テキスト追加しなければ!

長野みーるまーま

長野のハーモニカの方からご依頼いただいて
レストランコンサートにいってまいりました。

コンテストなどでご活躍のハーモニカカルテット
「クワトロヴィエント」さん主催のおひさまコンサート。

ハーモニカに限らず音楽がお好きなお客様で
一緒に歌ったり、手拍子をしてくださいました。


とても美味しそうなバイキング形式のレストランだったのですが
演奏前は食事が取れず残念。。。

そのかわり、というわけではないのですが
お土産にお惣菜やらケーキやらをたくさん頂戴してきました。

おいしいおいしいシャインマスカット~~!!

目を見張るほどのフルーツが入ったタルト~!

主催会社の方が、おんな酒場を欠かさず見てくださっているそうで
特別に♡♡

レストランの方がみなさんはつらつと働いていらして
お客様もみなさんがおひさまのような笑顔。
美味しいものを食べて楽しくおしゃべりをして好きな音楽を聴いている。
幸せに満ち溢れた時間を共有させていただけました。
皆さまありがとうございました。

名古屋の小母のこと

大好きな「名古屋の小母」こと、間瀬佳子さんが
元小中学校教諭の経験を活かした素敵なプロジェクトを立ち上げました。

その名も『未来塾』。
https://ameblo.jp/miraijuku-mk/entry-12283685259.html

彼女は現役時代「春日井の魔女」と呼ばれたほどのスーパー教師で
様々な問題を抱えた生徒、保護者そして後輩の教諭たちを
ことごとく立ち直らせてきた経験をお持ちです。

私も折にふれ、アドバイスをもらったり励ましてもらっている
大事な大事な第二の母。

「思いは行動して初めて価値になる」という言葉に同感して
活動を始めたという彼女です。
自信を持って安心して自分を伝える方法はあるということを
知ってもらうためにできることから一歩ずつ、と燃えているそうです。

「教員の仕事辞めたら途端に忙しくなったわ〜〜💕」と
連絡がきました。
でもたまには遊んでよね。。。

間瀬 佳子

トンボ楽器100周年

国産ハーモニカの老舗、トンボ楽器製作所さん。
ハーモニカの製造を始めて100年の記念の年ということで
創業100周年記念モデルが発売されました。
(限定受注生産)

一昨年、昨年とカウントダウンモデルが販売されていましたが、
今年はなんとゴールド!!

ゴールドのハーモニカって見慣れないせいか
あまり持ちたいと思っていなかったのですが(失礼…)

流水に桜のデザインが日本らしくて素敵。

ボディは楓材で軽く持ちやすく
音は華やかでそれでいて繊細。
こちらの息遣いに寄り添ってくれるようで
非常に吹きやすい逸品でした。
トンボ楽器さんの100年のプライドが詰まっています。
大感動の大絶賛のお気に入り。


100周年記念のタオル(今治産)には
タグに100周年ロゴが。

なんと、複音と ブルースハープには
本漆に蒔絵の豪華記念モデルもあるそうです。

賢治さんの世界

岩手は花巻の小学校にて
ハーモニカ鑑賞教室をさせていただきました。

少しずつ田んぼが色づいていく季節。


全校児童と教職員のみなさんに聴いていただきました。
今は、ハーモニカを習ったことがない世代の先生方もいらして
子供さんと同じように目を輝かせてくださいました。

気温が比較的高く、体育館の扉を開けていましたが
田んぼを渡って吹き抜ける風が、まさに「黄金の風」。
爽やかで、大地の力を感じました。

宮沢賢治記念館のご協力で実現した教室でしたので
宮沢賢治の文学作品から何曲か演奏をしました。
簡単なメロディーを吹くだけなのに
大地の力を借りてどこまでも広がっていく
「賢治さんの世界」を体感したように思います。

お世話になった皆さま、ありがとうございました。

大人の階段

いつもお世話になっている隠れ家のマダムに
そろそろ私もウヰスキーが似合う女になりたいのです
と言ったら、とても素敵なバーに連れていっていただけました。
しかもマダムのご縁で紳士方のエスコート付!!

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まずはきりりと冷えたダイキリを。
カクテルなんて飲むのは何年振り?

学生時代から量よりも質、美味しくお酒が飲めるようになりたくて
一人でも安心なフェアモントホテルのバーに通っていました。
(当時千鳥ヶ淵にあったので大学から歩いて行けた)
その時のバーテンダーさんが奇しくも明治大学のOBで、
後輩ということでとても可愛がってくださり、お酒を教えていただきました。
ある日、ウイスキーを飲んでみたいのですとお願いしたところ
「姫にはまだ早いですよ。お母様にはいくらでもお出ししますが、
ウイスキーは熟成したお酒ですから大人の女性にしか似合いません。
姫が大人になったら美味しいウイスキーをお出ししましょう」
とたしなめられてしまいました。

その後ホテルは閉館、別のバーへ移られたバーテンダーさんも数年で引退され
その方と美味しいウイスキーをいただく機会はありませんでした。

そんな話をしたら、マスターがぜひこれをと勧めてくださったのが
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1970年代のシーバスリーガル12年と現行のシーバス12年の飲み比べ。

熟成した大人のためのお酒、とたしなめてくださった
あのバーテンダーさんに心からありがとうと
お伝えしたい気持ちが沸き起こりました。
奥深い大人の世界を垣間見た一夜。
素晴らしい晩をありがとうございました。

まだまだもう少し、ウヰスキーは封印です。

夏休み

今年は珍しく夏休みにお出かけ。
軽井沢へ行ってきました。


軽井沢の散歩道。
涼を求めたつもりが思ったより寒く。。。
でも緑が青々として気持ちよくリフレッシュできました。

白糸の滝も寄ってきた。
マイナスイオンたっぷり。

来春の打ち合わせ

来年の3月に、都内某所にてライヴをします。

先日その打ち合わせをしてきました。

詳細などは解禁になりましたら発表いたしますので、今しばらくお待ちください。

2年ぶりかな。新曲をかけます。

このための新アレンジもしていただいています。

お楽しみに。