歌舞伎座秀山祭

歌舞伎座秀山祭夜の部、千穐楽に行ってきました。

幸四郎(まだ呼び慣れない)の操り三番叟に、吉右衛門の俊寛、
そして大トリは玉三郎&鼓童の幽玄という新作舞踊。
羽衣・石橋・道成寺の三部作です。

三番叟は、なんだかぎこちなくて、
幸四郎の家はいつも、見目はいいのになんでこんなになるかなぁ、と思ってしまう。
一所懸命なのはものすごく伝わってくるのだけど。。。
(高麗屋贔屓の方ごめんなさい)

吉右衛門の俊寛は、船の艫綱を離した後の
俊寛の間(ま)と感情の動きが見どころなのだけど、
さすがは吉右衛門、あの長い間をよくもずっと、
グッと惹きつけてくれるなぁと思ったら、
大向こうからも「大播磨」の掛け声。
お孫ちゃんと舞台に立つようになってから、
どんどんお元気になって、純度が高くなっている気がする。

そして、なんといっても玉さま、弥勒さま、天女さま!
この方はもう、純度が高いなんて次元じゃなくて、
すでに人間じゃなくなっているようです。

羽衣と石橋は、能舞台のように鏡板の松の前で演って、
原点回帰というか、あぁ、歌舞伎は能から流れているんだよな、と
しっかと確認させられる気になる。
羽衣の天女は面をつけていないはずなのに、小面をつけているように見えるし
ちゃんと天に帰っているように見える。
石橋は、連獅子を演る若手の五人の勢いが凄まじくて、フレッシュさに圧倒される。(玉さまが相当仕込んだはずなのに、一人だけ全く合わなかった子がいたのが、残念でならない)
これを学校公演でやったらいいのに。。。
最後の道成寺では、白拍子どうこうじゃなく、すでに妖気を発している。
十代の可憐な少女から垣間見える「人間でないもの」の雰囲気。
冷静に考えたら、60歳を越したおじさん(失礼!)なのに、
そこにいるのは、全くの花子で、次第に「本気」で大蛇になっていく。
ここで、ああ、そうか、幸四郎は幸四郎として
操り人形にならなくちゃと思っていて、
人形使い(の役の人)と息を合わせて手足を動かさなきゃと
思って動くからぎこちないんだ、と気づく。
演者としての我(が)が有ると無いとでは、天と地以上の差があるのだな。。。
玉さまは、天女として、白拍子花子として存在しているだけで、
そこには玉三郎という人も存在していない。
天女が、花子が動くだけ。
あすこへ行こうと思うから足が出るのと一緒。
歩くときにいちいち、歩こうとか、
右足左足を交互に動かそうとか思ってないものね。
音楽でもそうだよなぁ。

玉さまならではの演出はまだあって
特に鼓童のメンバーを、ただの打楽器奏者としての位置付けだけでなく、
長唄や声明のような役割も担いつつ、
立ち回りや花四天の一部のように使っているというところは、
両得というか、流石の視点だなと。
他にもいっぱい気づいたことがあるんだけれども、とりあえずはこれが限界。

とにかく、人間国宝というのは本当に宝だなあと、芯から思います。
そして、芸の上では私も、「我(が)」を消せるようになれるといいな。

初発表会

ミュージック・ワンダーランド’18、
ご参加の皆さん、スタッフの方々のお陰で
無事、成功裏に終わりました。
皆さん、お疲れさまでした。

生徒さんのご厚意で本職にお願いした看板。

入口の電光掲示板をみて、始まる前から感無量。

発表会の主役は生徒さん達なので、
私はひたすらステージマネージャー。
ステマネの経験は学生時代から少しありますが、
何回やっても慣れるものではなく。。。
今日は身体がバリバリです。

ステージに慣れていない生徒さんも多く
スタッフもほとんどが出演者なので、
皆さん大変だったろうと思います。
それでも、思い思いに楽しんでいたようで、
病みつきになりそう、とおっしゃる方もちらほら。

来年はもう少し、役割分担してもらおう。

ベストコスチュームのOさんと

旦那さまのギター伴奏で息のあった演奏をしたSさん。
衣装もお揃いでステキでした。

また来年に向けて、頑張りましょうね。

ミュージックワンダーランド2018

今週末、初めての門下生発表会を行います。

この仕事を始めてから、のらりくらりと
「発表会」を避けていたのですが。。。

なぜなら父や母が昔、父の門下の発表会をするのに
場所取りやら準備やらに追われて、
めっちゃくちゃ大変だったのを覚えているから。。。
そんなのやりたくないに決まってる〜!

がしかし、ある生徒さんの熱意に押されて
「仕方なく」始めることになりました。
(半分本気、半分冗談。。。)
もちろん、私が全てやると大変なので
古株のお弟子さんや言い出しっぺの方で
実行委員会を組織していただき、
なんとか開催にこぎつけられそうです。

会の名称は、父が使っていたものを引き継ぐことにしました。

出演される皆さんも「緊張して仕方ない」とおっしゃっていますが
まあ、「発表会」なのだから気楽にいきましょう
ということで、あとはお天気だけですね。

ミュージックワンダーランド2018
【日時】2018年9月15日(土)12:30開演(開場12時)
【場所】タワーホール船堀 5階 小ホール
入場無料です

お伊勢参り

せっかく伊勢に行けたので、もちろんお伊勢参り。
木下さんに車で連れて行っていただきました。

外宮から

猿田彦神社にある芸能の神様、佐瑠女(さるめ)神社へお参り

内宮へ

五十鈴川を渡り

振り返ると山に夕日がかかる頃

境内の小川は澄んで

社務所の上には夏の名残りの雲

荘厳な雰囲気のなか天照大御神にお参りをして

念願の赤福氷!美味しかった!!!

伊勢でした

Beato Concert Vol.5、無事に終了いたしました。


左からソプラノ歌手の松橋昌子さん、木下和美さん、私
ピアニストの星合智美さん、コントラバス奏者の榊原利修さん

木下和美さんとは
10年ほど前に三重県の学校音楽鑑賞教室で
ご一緒させていただいて以来のご縁で、
その後はずっとSNS上のやりとりだったのですが
3年ほど前から今日という日をご指定いただき
ゲストとして呼んでいただきました。


名古屋駅から近鉄線の伊勢志摩ライナーに乗って


そこから更に一時間以上、車で山を上がったリゾート地
青山高原の中にあるタンノイ博物館の中にある
ショーコホール。

松橋昌子さん、木下和美さんのファンの方で満席でした。
ハーモニカを初めて聴くという方や
小学校以来のハーモニカという方が多くいらっしゃって
楽しんでいただけたようで、ホッと一息。

お姫様みたいに可愛くてチャーミングな和美さん
円熟(艶熟)の女王、昌子さま
ゆったりと落ち着いていて、安心感のある星合さん、榊原さん
とてもバランスがとれていて、阿吽の呼吸で
心地いい音楽会でした。

皆さま、ありがとうございました。

Beato Concerto Vol.5

間際のご案内になってしまいました。
今週末は、三重県にお邪魔いたします。

愛知・三重など東海地方を中心にご活躍の
ソプラノ歌手・木下和美さんが中心になって
開催されている「Beato Concerto」のVol.5に
参加させていただきます。

木下さんとは、数年前に参加していた
東海地方の学校を回る音楽鑑賞教室で
2年ほどご一緒していました。
子供さんに大人気の歌のお姉さん。

今回は木下さんのお仲間の声楽家や
コントラバス奏者の方ともご一緒させていただき
声楽の方のレパートリーを演奏させていただきます。
(ハーモニカコーナーもあります)

もしお時間がありましたら、お運びください。

9月1日(土)  14:00開演(13:30開場)
前売り3,000円   当日3,500円(お茶付き)
タンノイ博物館http://www.forest-energy.com/tannoy/

櫛田神社 神恩講

富山県は射水市にある櫛田神社  さんにて、
神恩講後の御清興の演奏をさせていただきました。


由緒ある延喜式内の御社にお参りして
特別に玉串奉納もさせていただきました。

神恩講とは、仏教でいうところのお盆みたいなもので、
特に今年亡くなった方の御霊をお祭りするための儀式なのだそうです。
比較的新しいものだそう。

うちもずっと神道で、
生まれてこの方お盆のお参りをしたことがなかったのですが、そういうことも出来るのかと新鮮でした。


生演奏〜!
久しぶりの雅楽器の音色に癒されました。

演奏は神恩講が済んだ後に脇にある響きの良いホールで。
満席のお客様がご来場くださいました。


お下がりも頂戴して。

なんだかいろいろなご縁に導かれていた一日でした。
ありがたく思います。

歌舞伎座の思い出

5月の團菊祭を観に行った際、
たまたまエッセイの募集記事を見て応募してみたところ
掲載していただけました。


字数制限があったため、必死に縮めましたが
改行ができないくらいのボリューム。。。
もっと推敲すべきだったかな。

今月の歌舞伎座納涼歌舞伎の筋書に載っています。

エッセイとはいえ、筋書に名前が載るなんて!
嬉しい!!

うちは仏教徒ではありませんが
祖母の新盆のプレゼント、かな?

江戸川区花火大会2018

今年も恒例の江戸川区花火大会へ行ってきました。

毎年恒例、江戸川区の花火大会へ来ました。
今年も協賛者席からゆっくり見物。
地元の老舗煙火店「鍵屋」さんは、ご当主が女性なので、
毎回、可愛くて面白い、女性らしい花火があがります。
掛け声はもちろん「かぎや〜!」